April
26
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

20°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > リオ五輪 バレロの義弟は銅メダル

リオ五輪 バレロの義弟は銅メダル

2016年8月20日 8時14分

 リオデジャネイロ五輪で男子フライ級準決勝に進出した故エドウィン・バレロの義弟ジョエル・セグンド・フィノル(ベネズエラ)は19日(日本時間20日)シャコビディン・ゾイロフ(ウズベキスタン)に0-3判定負け。銅メダルを獲得した。

現役時代のバレロ(左)と銅メダルのフィノル

 サウスポー同士の対戦。初回からゾイロフがハイテンポな攻撃を仕掛けリード。ベネズエラから出場した8選手で唯一勝ち残ったフィノルは2回、懸命に手を出すが、ウズベキスタン人のディフェンスに阻まれ終盤、左右を食らう。3回、勝利を意識したゾイロフはフットワークを駆使して逃げ切りを図る。フィノルは前進してチャージし、ゾイロフは右目をカットしたが、クリーンヒットは生まれなかった。

 バレロはプロの元世界2階級制覇王者で、2010年に妻カロリナさんを刺殺して自殺。精神に異常をきたしていたと言われる。フィノル(19)はカロリナさんの実弟で、バレロにあこがれてボクシングを始めた。もうひとつのフライ級準決勝はミシャ・アロイアン(ロシア)が3-0判定でフ・ジャングアン(中国)を下している。Photo/BoxingScene.com

Related article
関連記事