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世界初挑戦の井上拓真も始動、早くもタパレスを意識

2016年9月27日 18時23分

 12月にWBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)への挑戦が決まっている拓真は27日、横浜市内のジムで練習を公開し、父の真吾トレーナーとサウスポーを想定したミット打ちを行った。基本の確認に終始した兄の尚弥とは違い、真吾トレーナーからはかなり実戦的なアドバイスを受けた。

拓真は動きを一つひとつ確認しながら入念にミット打ち

 初の世界挑戦を迎える拓真は「世界戦が決まったのでロードワークは既に始めている。(初回にダウンを喫しながら勝利した)前回の経験をいかし、必ず世界チャンピオンになりたい。終盤リードが出なくなるところを修正したい」と抱負を語った。

 真吾トレーナーは「前回の試合は不安もあったが、拓真が堂々と戦ってくれて、ダウンを挽回して最高の試合だったと思う」と4日のフローイラン・サルダール(フィリピン)戦を高く評価。今後は徹底したサウスポー対策に取り組み、兄弟世界王者を誕生に全力を尽くす。

12月に再びそろい踏みの左から拓真、尚弥、清水

 ロンドン五輪銅メダリストの清水は4日のプロデビュー戦で5回KO勝ちを収めた清水は「(4日の試合は、アマチュアで経験していない)3ラウンド以上やりたかったので、5ラウンドできてよかった。パンチをもらいそうな場面もあったので、そこを修正していきたい」と語った。

 井上尚弥と拓真、清水の3選手は12月下旬に予定するイベント(日時・会場は未定)にそろい踏みする。これにIBF世界L・フライ級王者の八重樫東の防衛戦も加わり、興行はトリプル世界タイトルマッチとして開催される。

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