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あす最強後楽園ミリオンマッチ、S・ライト級は中止に

2016年10月21日 16時33分

 日本タイトルの挑戦権を争う最強後楽園ミリオンマッチの計量が21日、日本ボクシングコミッションで行われた。実施4階級に出場する8選手のうち7選手が計量に合格したが、S・ライト級2位の佐藤矩彰(新日本木村)が2キロ超過で失格。あすの試合は中止となった。

佐藤は2時間の猶予でも体重を落とせず。右は麻生

 S・ライト級は佐藤の失格により、リミットの63.5キロで計量をクリアした1位の麻生興一(三迫)が日本タイトル挑戦権を得た。S・ライト級王者は岡田博喜(角海老宝石)で、麻生は14年7月と今年4月に岡田に挑戦してともに敗れている。タイトル初挑戦を狙っていた佐藤は思わぬ形で自滅した。

2度目の日本王座挑戦を狙う久我(右)と実力者バァト

 S・バンタム級は1位ジョナタン・バァト(カシミ=32勝14KO7敗5分)が55.2キロ、2位の久我勇作(ワタナベ=12勝8KO2敗1分)が55.3キロでクリアした。久我は昨年12月、石本康隆(帝拳)との王座決定戦に敗れてベルト獲得に失敗。「この1年間はずっと石本選手を目指して練習してきた」とリベンジの第一関門にやる気満々をみなぎらせる。「バァト選手を倒せばMVPも獲れると思う」とMVPに与えられる賞金100万円獲得にも意欲を見せた。

タイトル挑戦に意欲がみなぎる久田(左)と山口

 L・フライ級は1位の久田哲也(ハラダ=26勝16KO9敗2分)と2位の山口隼人(TEAM10COUNT=14勝2KO6敗1分)がともにリミットの48.9キロで明日の試合に進んだ。キャリア37戦の久田は山口撃破で初の日本タイトル挑戦を狙う。山口が勝利すれば、2011年の黒田雅之(川崎新田)、昨年4月の木村悠に続く3度目の日本王座挑戦となる。

これが再起戦となる杉田(左)とベテラン東上

 S・フェザー級は3位の杉田聖(奈良=11勝7KO3敗1分)が58.8キロで、4位の東上剛司(ドリーム=13勝2KO13敗5分)が58.9キロでリミットをクリアした。杉田は4月、日本王者の尾川堅一(帝拳)に敗れて以来のリング。36歳の東上は悲願の日本タイトル初挑戦を目指す。

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