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2016年11月5日土曜日

比嘉大吾が11連続KO勝ち、OPBFフライ級初防衛

 OPBFフライ級タイトルマッチが5日、後楽園ホールの「第555回ダイナミックグローブ」で行われ、チャンピオンでWBC同級3位の比嘉大吾(白井・具志堅S)が挑戦者2位のフェリペ・カグブコブJr(フィリピン)に4回2分55秒KO勝ち。初防衛に成功するとともにデビューからのオールKO勝利記録を11に伸ばした。

 サウスポーは2戦目という比嘉がいきなり右を決めたが、闘志満々のカグブコブも比嘉の打ち終わりに思い切り左を打ち込む立ち上がり。比嘉はガードを固めながら右を打ち込み、初回終了間際には右で挑戦者の動きを一瞬止めた。それでもカグブコブは2回、執拗なボディ攻めで比嘉に襲い掛かった。比嘉はパンチをもらうシーンもあり、やや受けに回った印象だ。挑戦者はこの回、王者のパンチで右目上部をカットした。

 比嘉は4回、スタートから飛ばしてきたカグブコブにボディでダメージを与えてチャンスを演出。苦しそうに下がる挑戦者にボディを追撃し、右をでダウンを奪った。さらにボディ攻めでダウンを追加。カグブコブは立ち上がったものの、10カウントが数えられた。

 比嘉はリング上で「いい打ち合いができてよかった。いずれ世界チャンピオンになれると思っているけど、会長と同じ21歳で世界チャンピオンになりたい」と誕生日のくる来年8月までの世界奪取を宣言。具志堅会長は「私が現役のときより強いと思う。私はこんなにパンチはなかった。21歳で世界を獲らせたい」と応じた。気持ちを前面に出して戦った敗れたカグブコブは6勝2KO3敗5分。

◇S・フライ級8回戦
江藤光喜(白井・具志堅S)[KO8回1分39秒]ジュン・ブラゾ(フィリピン)
 WBC世界S・フライ級8位の江藤は世界戦敗退から2戦目。開始早々にOPBF同級11位ブラゾの左を食らってダウン。不安定な立ち上がりとなった。体格とパワーで上回る江藤はジャブで試合を立て直そうとしたがうまくいかず、3回に打撃戦を仕掛け、ブラゾのボディショットと右を食らいながらも、右でブラゾをグラつかせた。その後は地力で勝る江藤が優勢に試合を進めたが、ミスブローが多く、ブラゾのパンチをもらうシーンもあってパッとしない展開。それでも最終回、KOを狙って前に出て、ボディ攻めで3度のダウンを奪って勝利した。「やろうと思っていたことの30%もできなかった」と語った江藤は19勝14KO4敗1分。ブラゾは5勝5KO2敗3分。

◇59.8キロ8回戦
正木脩也(帝拳)[KO2回1分58秒]ティエンチャイ・ヨーングカオジム(タイ)
 日本S・フェザー級11位の江藤伸悟(白井・具志堅S)が負傷により棄権。ティエンチャイとの対戦となった正木は初回、左アッパーを合わせてタイ人をキャンバス送り。2回に左フックを効かせた正木はコンビネーションで2度目のダウンを奪い、連打で3度目を奪うとタオルが投入された。元アマ国体王者の正木はデビューから6連勝(3KO)。

◇S・ウェルター級6回戦
長濱陸(白井・具志堅S)[TKO3回2分48秒]加瀬康司(レイS)

◇ライト級6回戦
川名北斗(白井・具志堅S)[TKO1回1分57秒]上村優(ドリーム)