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2016年11月15日火曜日

元王者対決は新藤寛之に軍配、冨山浩之介が引退式

 「DANGAN171」が15日、後楽園ホールで行われ、メインのS・ウェルター級8回戦は、前日本ウェルター級王者の新藤寛之(宮田)が元日本ミドル級王者の佐々木左之介(ワタナベ)を7回43秒TKOで下した。

 また、セミの前には元OPBF・S・フライ級チャンピオンの冨山浩之介(ワタナベ)の引退式が行われた。冨山は元OPBFフェザー級王者で現RK蒲田の川村貢治トレーナーと2ラウンドのスパーリングを披露。セレモニーで「世界を獲れなくて悔いはありますけど、ボクシングをやって未練はない。次の人生にいかしたい」とファンに別れを告げ、10カウントゴングを聞いた。現在は建築関係の仕事をしているという。

◇S・ウェルター級8回戦
新藤寛之(宮田)[TKO7回43秒]佐々木左之介(ワタナベ)
 長身サウスポーの新藤が初回から左をタイミングよくヒット。近づけない佐々木は2回から強引に前に出た。パンチをもらい続けた佐々木だが、3回に左フックで新藤からダウンを奪った。ダウンから立ち直った新藤は4回から攻撃姿勢を強め、左ストレート、右フックで佐々木に決めていく。佐々木の闘志は衰えなかったが、被弾が多く7回にセコンドがタオル投入。日本王座を失ってからの再起戦に勝利した新藤は18勝7KO4敗1分。佐々木は11勝5KO6敗。

◇S・バンタム級8回戦
田村亮一(古口)[TKO4回2分38秒]市村蓮司(RK蒲田)
 日本S・バンタム級7位の田村と2015年同級全日本新人王の市村は、初回から右ストレートと左フックを思い切り繰り出し、激しいど突き合いとなった。2回も打撃戦が続く中、ボディにもパンチを散らす田村が右フックを決めて市村がダウン。何とか立ち上がった市村が反撃して意地を見せた。市村のハンドスピードをいかしてパンチを決めるシーンもあるが、優勢に立つ田村は動じない。4回にボディで市村を失速させると最後はめった打ちにしてフィニッシュした。田村は8勝4KO2敗1分。市村は7勝6KO4敗。

◇S・ライト級8回戦
永田大志(三迫)[3-0(78-72、79-71、80-71)]クウエ・ピーター(大橋)
 体格に勝る日本S・ライト級3位のサウスポー永田は足でピーターのアタックをしのぎながら、初回に左でいきなりダウンをゲット。3回にも打ち終わりに左を打ちこんで2度目のダウンを奪った。永田はその後、何度か好機を作ったが、詰め切れずに判定勝ち。永田は8勝4KO1分。ピーターは9勝5KO8敗2分。

◇53.0キロ8回戦
田之岡条(小熊)[引き分け1-1(77-75、76-77、76-76)]阿知和賢(ワタナベ)
 日本S・フライ級6位のサウスポー田之岡が距離を取り、日本同級8位の阿知和が変則的な動きで接近を試みた。阿知和がスイッチし、終盤に右ジャブを当てて追い付いた。ともにクリーンヒットが少ない試合。田之岡は13勝1KO3敗4分。阿知和は11勝4KO11敗5分。

◇107ポンド8回戦
京口紘人(ワタナベ)[KO1回33秒]マイケル・カメリオン(比)
 元大商大キャプテンで4月にB級デビューしたOPBFミニマム級3位の京口が後楽園ホール初見参。左アッパーをカメリオのアゴに叩き込み、見事なワンパンチKOでフィニッシュした。京口は4勝4KO無敗。大みそかにベテランのヘリ・アモル(インドネシア)と対戦することが決まった。カメリオンは8勝6KO4敗。