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三浦隆司がWBC挑戦者決定戦、1.28米インディオ

2016年12月3日 15時37分

 S・フェザー級の4強が来年1月28日、米カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・リゾート&カジノに出場する。メインはWBC王者フランシスコ・バルガス(メキシコ=写真右)がWBO暫定王者ミゲール・ベルチェット(メキシコ)と防衛戦。一方、WBC1位の三浦隆司(帝拳=写真左)は同2位ミゲール・ローマン(メキシコ)との挑戦者決定戦が組まれた。主催のひとつゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が2日(日本時間3日)メディアに通達した。

 三浦(30勝23KO3敗2分)は今月17日、ロサンゼルスのフォーラムで元WBO王者オルランド・サリド(メキシコ)とのWBC暫定王座決定戦が組まれたが、サリドが負傷を理由に辞退。話は白紙に戻っていた。

“ミッキー”ローマン(56勝43KO11敗)は負けも多いが、13年以降18連勝と波に乗っている突貫ファイター。長らくWBCランキング上位をキープしている実績からマウリシオ・スライマンWBC会長に直談判。王者バルガスへ直接挑戦は実現しなかったが、三浦との対決を制して5年ぶりの世界挑戦(ライト級でアントニオ・デマルコに挑む)を目指す。両者の好戦的なスタイルから激闘必至の好カードだ。

“エル・バンディード”バルガス(23勝17KO2分無敗)は昨年の三浦戦が多くのメディアから年間最高試合に選出され、今年6月のサリド戦でも超がつく激闘を演じた(結果はドロー)。三浦やローマンとの防衛戦もうわさされたが、同胞の“エル・アラクラン”ベルチェット(30勝27KO1敗)を迎えることになった。ベルチェットはメキシコ・ユカタン半島に久々に現れた逸材。高いKO率を誇り、激闘王バルガスとの一戦は間違いなくスリルを提供しそうだ。

 プロモーターはバルガスのGBP、ベルチェットのサンファー・プロモーションズ、三浦の帝拳プロモーションズ、ローマンのプロモシオネス・デル・プエブロと米、日本、メキシコ3国の4大プロモーションが豪華に共演する。

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