2017年4月20日木曜日

カネロ公開練習でチクリ「チャベスは規律に問題」

 フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)とのビッグマッチを控えた2階級制覇王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が現地時間19日、キャンプを張る米カリフォルニア州サンディエゴの「ハウス・オブ・ボクシング」ジムで公開トレーニングを行った。ミドル級とS・ミドル級の中間164.5ポンド(74.62キロ)契約の両者の対決は5月6日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開始ゴングを聞く。

 アゴヒゲをはやし一段と精悍さを増したカネロがメディアとファンの前に登場。テレビメディアを中心にインタビューに応じた後、入念な縄跳びからトレーニングを開始。シャドーボクシングを3ラウンズに続き、エディ・レイノソ・トレーナーとのスティックを使ったディフェンスの練習、ミット打ち、サンドバッグ、スピードボールとメニューをこなした。

 ミット打ちなどでは意識的にフットワークを使い、フェイントを入れるなどフィジカルやパワーで勝ると思われるチャベスにスピードと機動力で対抗する姿勢をうかがわせた。また断続的に速く、パワフルなコンビネーションをレイノソ・トレーナーのミットに叩き込み、周りから歓声と拍手が起こった。

「試合に向けて速さと強さを感じる。ウエートをたくさん落とさないでいいのは、こちらに有利。チャベスJrは名前で、この試合を成立させた。彼は規律に問題があり、キャリアのアップダウンが激しい。彼がベストの状態でリングに上がることを想定している。リングではアクション満載のファイトが繰り広げられる。エクスキューズはお互いなしだ」とカネロ。実力は上、主役はこちらだと強調した。(三浦勝夫)