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京都初の女子世界戦、小澤瑶生がタイトル奪取に意欲

2017年5月13日 15時34分

 14日、京都市上京区のKBS京都放送KBSホールで開催されるWBO女子世界L・フライ級王座決定10回戦、前OPBF同級王者、小澤瑶生(たまお、31=フュチュール)と元WBO女子世界ミニマム級王者、ホン・ソヨン(30=韓国)の調印式、前日計量が13日、リーガロイヤルホテル京都で行われ、両選手ともリミットの48.9キロで一発パスした。女子の世界戦が京都で開催されるのは初めて。

小澤(左)と元ミニマム級王者のホン

 長野県出身で学生時代はバスケットボール選手だった小澤は2011年プロデビュー。15年4月にOPBF王者となり、16年5月、メキシコでWBC女子インターナショナルS・フライ級王座に挑戦したが、マリアナ・フアレス(メキシコ)に10回判定負けを喫している。今回が初の世界挑戦で戦績は12勝4KO3敗。

 サウスポーのホンは10年1月、プロデビュー、13年4月にタイ人にTKO勝ちしてWBO女子世界ミニマム級王座を獲得。14年10月には階級を上げて、日本未公認のWIBA世界女子L・フライ級王座決定戦で中国人選手に判定勝ち、昨年4月まで4度防衛しており、戦績は14勝7KO1敗1分。

 記者会見で小澤は「ホン選手はジムの先輩の安藤真理さんが対戦したこともあり、うまい印象だ。京都でこれまで応援していただいたみなさんに成長したところを見せます。どのような試合展開になっても、要所、要所で強いパンチを当てて、何がなんでも、勝ちます」と強い決意を示した。

小澤が身長とリーチで上回る

 ホンは「小澤選手はとてもきれいで、モデルさんのようです」と話したあと、「勝てばWBOの2階級王者になることができるので、練習したすべてを出し尽くすファイトを見せます。フットワークを生かして左ストレートを決めたい」と日韓美女対決に自信あふれるコメント。

 身長、リーチともに回る小澤が距離をとってホンの接近を阻み、ワンツーを決めることができるかがポイントだ。主審は日本の原田武夫が務め、ジャッジはタイ2人、フィリピン1人の構成。

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