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内藤律樹が計量で乱闘寸前、あす日中親善試合

2017年10月19日 15時26分

 あす20日後楽園ホールでゴングとなる「DANGAN198 日中親善試合vol.2」の公開計量が19日、東京ドームシティの「MLB cafe'TOKYO」で行われ、メインのS・ライト級8回戦に出場する元日本S・フェザー級王者の内藤律樹(E&Jカシアス)とWBAインターナショナル同級王座を保持するバイシャンボ・ナスイウラ(中)があわや乱闘のつばぜり合いを演じた。

内藤(右)とバイシャンボ、計量は不穏な空気に

「DANGAN」で初の試みとなるスポーツ・カフェでの計量は、心地の良い音楽が流れる中、3つのスクリーンで試合の映像が映し出されるなど、いつもの計量とはまったく違った風景。リングアナウンサーが名前をコールするシーンも合わせて、海外の公開計量をイメージさせる雰囲気だった。

 出場選手が次々のフェイスオフをしていく中、メインの内藤とナスイウラが登場。計量を終え、何事もなく写真撮影が始まるかと思いきや、バイシャンボがいきなり内藤に頭を振り下ろし、ゴツンと鈍い音が響いた。突然のバッティングに内藤の顔色が一変。詰め寄る両者を関係者が引き離すひと幕となった。

内藤はS・ライト級で本来の力を発揮したい

 殺気を漂わせた内藤だったが、ステージを降りると穏やかな表情に戻り「やっぱり仕掛けてきましたね。引きたくないというのはありましたけど、まあ演技なんじゃないですかね」と余裕のコメント。「(こういう雰囲気は)いいですね。テンション上がりますよ」とむしろショーアップされた計量を楽しんだ様子だった。

 23歳のバイシャンボは12勝5KO1分。肝心の実力のほうは、内藤(26歳=17勝6KO2敗)によれば「ジャブがうまいし、カウンターも取れる。気が強くて前にも出れるし、アウトボクシングもできる」というから期待できる。

 一方、S・ライト級にクラスを上げた内藤は減量の心配もなくなり、好調そのものといった印象。「間違いなくベストパフォーマンスができると思います。KOを狙っていきたいですね」と自信たっぷりだった。

 日中親善試合は内藤の試合を合わせて7試合。試合の模様は中国にライブ配信されることが決定している。DANGANによるとチケットは残りわずかだという。

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