ボクシングニュース_excite_650x150_伊藤戦

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2018年7月9日月曜日

坂本Dが引退試合 4回TKO負けも「幸せでした!」

 元日本ウェルター級暫定王者で日本同級2位の坂本大輔(角海老宝石)が7日、後楽園ホール「SLUGFEST.5」のメインに登場。千葉・習志野高の後輩にして日本同級14位の越川孝紀(セレス)とS・ウェルター級8回戦の引退試合を行い、4回終了TKOで敗れた。

 36歳の坂本が引退試合の相手に楽な選手ではなく、将来を期待される27歳、越川を選んだ。スタートはジャブを突く越川が主導権を握ったが、坂本は2回にギアを上げて対抗。3回はパワフルなパンチを振り回して盛り返した。

 しかし越川は4回にペースアップ。疲れの見える坂本に右ストレートを次々と打ち込み、坂本を後退させる。ラウンド終了後に赤コーナーが棄権を申し出て試合は終わった。越川は7勝5KO1敗。坂本は14勝8KO10敗3分。

 試合後の坂本は「勝って子ども2人をリングにあげたかった」と悔しがりながらも、インタビューでは笑いあり、涙ありの得意のトークを披露。「ボクシングをはじめて20年、プロになて12年、ほんとに、ほんとに、ありがとうございました!」とリングを下りた。

  千葉県出身の坂本は習志野高から拓大に進み、卒業後はお笑い芸人を目指しながら、プロボクサーになった。苦労の多いキャリアを重ねながら昨年6月に川崎真琴(RK蒲田)に勝利して日本ウェルター級暫定王座を獲得。11月に正規王者だった有川稔男(川島)に敗れ王座統一はならなかった。将来は栄養士の資格を持つ奥さんとともに、大塚に定食屋「D食堂」を開く計画だという。

ランク上位の福本と斎藤は敗れる

◇ミドル級8回戦
アーネル・ティナンパイ(比)[TKO3回2分25秒]福本祥馬(角海老宝石)

 日本ミドル級4位の福本は13年のプロ3戦目でティナンパイと対戦してTKO負け。雪辱を期したが、初回にいきなり左を食らってグラリ。ピンチを迎えた。ここをしのいだ福本は体格差を生かして距離を取ろうとはせず、前に出てボディブローを打ち込んでいった。

 福本は3回に右ストレートを決め、ティナンパイも疲れてきたかに見えたが、再びティナンパイの左が決まって福本がグラグラに。追撃で2度目のダウンとなった。立ち上がった福本に比人が襲い掛かると主審が試合を止めた。34歳のベテラン、ティナンパイは25勝11KO21敗1分。ショッキングな敗戦となった福本は12勝10KO3敗。

◇S・ライト級8回戦
アンポン・スリヨー(タイ)[KO2回1分30秒]斎藤一貴(角海老宝石)

 日本ライト級5位の齊藤とアンポンは初回、互いにゆったり動き、中間距離からパンチを出し合った。アンポンのパンチが思いのほか重そうだ。迎えた2回、アンポンの右フックで齊藤がグラリ、追撃を受けてキャンバスに転がった。

斎藤は立ち上がったもののダメージが深く、再びアンポンの右を浴びてダウン。カウント中にタオルが投入された。斎藤は連勝ストップで5勝5KO1敗。アンポンは2月、OPBFライト級王者の中谷正義(井岡)に挑戦して敗れたが、名誉回復の快勝だった。23勝19KO3敗。

◇S・ライト級6回戦
アオキ・クリスチャーノ(角海老宝石)[TKO4回2分23秒]ジェフリー・ガルシア(比)

◇S・フライ級6回戦
住田愛斗(角海老宝石)[2-1(58-56、58-57、56-58)]近藤冬真(蟹江)

◇50.0キロ6回戦
佐藤剛(角海老宝石)[TKO1回2分26秒]スリス・バレラ(インドネシア)