2019年4月21日日曜日

奥本貴之が接戦制してV2 日本S・フライ級

 19日エディオンアリーナ大阪のセミで行われた日本S・フライ級戦は、王者奥本貴之(グリーンツダ)が、1位ユータ松尾(ワールドS)に2-0の判定勝ち。2度目の防衛に成功した。

奥本(左)は粘る松尾を振り切った

 サウスポー王者の奥本と松尾は序盤から接戦を展開した。松尾はガードしてジリジリと迫り、ねじ込む右から2発3発と繰り出すが、やや手数が物足りない。

 奥本は5回に松尾のヒットで左マブタを深く切ったが、この回終了後に発表されたスコアでわずかに優勢(2-1)。後半になると持ち直し、松尾の距離の打ち合いでも位置を変えながらジャブ、ストレートでテンション高く攻めた。

 気迫の衰えない奥本は、最終回も連打で攻勢を猛アピール。フルラウンドを戦い終えて最終的に97-93、96-94、95-95で防衛に成功した。

「途中でやめようかなと思うほどでしたが、皆さんの応援のお陰で踏ん張れました」と声を張り上げた奥本は、これで21勝10KO7敗4分。日本王座再挑戦に失敗した松尾は15勝8KO4敗1分となった。

◇54.5キロ8回戦
田中一樹(グリーンツダ)[KO1回2分51秒]ソンリット・オーンタ(タイ)

◇Sフェザー級6回戦
福井貫太(寝屋川石田)[TKO4回2分4秒]安部貴士(尼崎亀谷)

◇51キロ6回戦
タノンサック・シムシー(タイ)[TKO1回1分6秒]リカルド・スエノ(比)
 タイの18歳、シムシーが左フック、右打ち下ろしで2度のダウンを奪いフィニッシュ。シムシーは7戦全KO勝ちで、近くツダジムと契約するという。