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八重樫東が再起に成功、2回TKO勝ち

2015年5月1日 19時13分

 元世界2階級制覇王者の八重樫東(大橋)が1日、大田区総合体育館「ダイヤモンドグローブ・スペシャル」のリングに登場。S・フライ級8回戦でソンセーンレック・ポスワンジム(タイ)に2回2分5秒TKO勝ち。再起戦に勝利した。

八重樫東が再起(ボクシングニュース)
鮮やかなカウンターを決めて再起戦勝利の八重樫

 力いっぱいパンチを振ってくるポスワンに対し、八重樫はフットワークを意識した立ち上がり。静かに見えた1回終了間際、きれいに右カウンターを決めてポスワンからダウンを奪った。2回も無理には攻めなかったが、ラウンド後半、再び右カウンターを叩き込むとポスワンがキャンバスにグシャリ。主審がノーカウントで試合を止めた。

 昨年9月、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)にWBC世界フライ級タイトルを奪われ、年末のWBC世界L・フライ級王座決定戦でペドロ・ゲバラ(メキシコ)に敗退。世界戦2連続KO負けから、新たなスタートを切った八重樫は「今日はたまたま当たっただけ。本当にS・フライでやるならもっとちゃんと体を作らなくてはいけない」と快勝にも浮かれた様子はなかった。

 今後はフライ級か、S・フライ級か、チャンスのある方で世界挑戦を目指す予定で「複数階級ではなく、もう一度チャンピオンになりたい」と世界王座返り咲きに意欲を見せた。八重樫は21勝11KO5敗。ソンセーンレックは18勝5KO12敗。

◇バンタム級6回戦
高橋竜平(横浜光)[3-0(59-55、60-55、60-54)]坂田北斗(石神井S)
 昨年の全日本バンタム級新人王、現同級15位の高橋が持ち前の運動量を発揮。出入りのスピードとトリッキーな動きで右をよくヒットし、着実にポイントを重ねて勝利。

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