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日本ミニマム級戦 勢いに乗る王者 高田勇仁の初防衛&リベンジか 仲島辰郎〝4度目〟なるか

2023年7月7日 16時42分

 エスフォルタアリーナ八王子「ファイティングスピリットシリーズ45」のセミ、日本ミニマム級タイトルマッチの前日計量は、王者の高田勇仁(ライオンズ)がリミトの47.6キロ、挑戦者1位の仲島辰郎(平仲BS)が47.5キロで合格した。

王者の高田(左)と挑戦者の仲島

 高田(25=11勝6KO8敗3分)は4月の王座決定戦で長谷部守里(三迫)を下して戴冠、わずか2カ月半のスパンで今初防衛戦となる。仲島とは4回戦時代の16年8月に対戦して3回TKO負け。「ポイントでリードしていて、前に出たところに一発でやられた。今回はリベンジの思いが強い」と高田は話す。

 普段の体重がミニマム級のリミットを下回り、フィジカルの弱さが弱点だった高田だが、足腰と首を鍛えて打たれ強さを獲得。通常体重は54キロまで増えて、ボクシングスタイルもより攻撃的となった。目下3連続TKO勝ちが何よりの成長の証だ。

 6月にはフィリピン合宿を1週間行い、世界ランカーと拳を交えて腕を磨いた。WBA11位にランクされる高田は「しっかりベルトを守って世界に行きたい」とステップアップを誓った。

 仲島(28=11勝7KO4敗1分)は4試合連続で日本タイトルにアタックする。敗れた過去の3人は谷口将隆、重岡銀次朗、重岡優大といずれものちに世界タイトルを獲得したワタナベジムの3人(重岡兄弟は暫定王者)。4度目にかける仲島は「死ぬ気で取る気持ちです」と決意のほどを言葉にした。

 仲島は4月に同じ沖縄の仲里周磨(オキナワ)が日本ライト級タイトルを獲った試合を後楽園ホールで観戦し、同じリングでベルトを巻いた高田の勇姿も目にすることになった。「悔しさがけっこうあった。僕も必ず獲る」と心に誓った仲島はボクシング人生をかけてタイトルをつかみにいく。

 セミセミでは日本フェザー級10位の渡邊海(ライオンズ)がフィリピン同級1位ジョンジョン・エストラーダと同級8回戦を行う。試合の模様はU-NEXTで8日14時30分からライブ配信される。

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