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元WBOミニマム級王者の谷口将隆あす再起戦 相手の43歳 堀川謙一「最後のつもりでやる」

2023年8月4日 15時43分

 元WBOミニマム級王者の谷口将隆(ワタナベ)があす5日、後楽園ホール「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」で元日本、東洋太平洋同級王者の堀川謙一(三迫)と王座陥落以来の再起戦に挑む。前日計量で谷口はリミットの48.9キロ、堀川は48.8キロをマークした。

谷口(左)と堀川

 29歳の谷口(16勝11KO4敗)は21年12月、ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)を下してWBOミニマム級王座を獲得した。今年1月、2度目の防衛戦でメルビン・ジェルサレム(フィリピン)に敗れて王座陥落。今回は階級を上げて再起戦に挑む。

 計量を終えて取材に応じた谷口は「今回は階級を上げて、KO負けからの再起で、相手がL・フライ級の一線で活躍してきた堀川さんということで、いい緊張感をもって練習できた」と引き締まった表情。「すごく緊張している」と言いながら、「土台は今まで以上にあると思う」と半年間のトレーニングに自信を見せた。

 今後はL・フライ級で2階級制覇が今後の目標となる。サウスポーのマタドールは「L・フライ級はトップに拳四朗さん、矢吹さんがいて、その次に堀川さんや岩田選手がいると思う。しっかり再起してタイトルに絡める立場に立ちたい」と必勝を誓った。

 一方、43歳の堀川(41勝14KO18敗1分)は今回の試合が実に61戦目。昨年は岩田翔吉(帝拳)との3王座統一戦、ジョイ・カノイ(フィリピン)との東洋太平洋王座決定戦にTKOで敗れており、こちらも今回が再起戦となる。

 前回の試合を終えて、「次はいつでも来いという気持ちにはなかなかなれなかった」という堀川は会長やトレーナーの後押しもあって谷口戦を決意した。「言葉は難しいけど最後のつもりでしっかりやってきた。先のことは考えません」というベテランが背水の陣で谷口を迎え撃つ。

 アンダーカードでは、日本S・フェザー級10位の中野幹人(帝拳)がアルネル・バコヘナ(フィリピン)と58.0キロ8回戦、日本L・フライ級6位の高見亨介(帝拳)がルーベン・ダデイバス(フィリピン)と同級8回戦を行う。

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