ダウン応酬 無名エスピノサがラミレスに殊勲の判定勝ち WBOフェザー級王者交代
2023年12月10日 16時22分
2023年12月10日 15時25分
9日(日本時間10日)米サンフランシスコのチェイス・センターで行われたマッチルームボクシング興行のメインイベント、WBC・S・ライト級タイトルマッチは、挑戦デビン・ヘイニー(米=写真)が王者レジス・プログレイス(米)に3-0判定勝ち。2階級制覇を達成した。
ライト級4団体タイトルを返上してこの試合に臨んだヘイニーがサウスポーのプログレイスを圧倒した。身長で上回るヘイニーは持ち前のポジショニングとジャブで先手を取り、3回に右を決めてダウンをゲット。プログレイスのダメージは小さく、ここから挽回しようとしたが、ヘイニーは距離をキープしながらどこまでも冷静だ
完全にペースを握ったヘイニーはその後も試合をコントロールし、プログレイスにダメージを与えて試合を進める。6回、ヘイニーの右でプログレイスの足がフラつく。王者は鼻柱から出血だ。結局、ヘイニーはその後もプログレイスを翻弄し、さらに突き放してゴールした。ジャッジは3者ともに120-107のフルマークをつけた。
25歳のヘイニーは5月、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に勝利した際は、ロマチェンコの勝利を支持する声も多く、ストレスをためたが、今回は文句なしの快勝。無敗レコードを31勝(15KO)に伸ばした。
試合後のインタビューではさらなるビッグマッチを希望。「私はもう何年もライアン・ガルシアに呼びかけている」と語り、同世代の人気抜群ボクサーの名前を挙げた。
王座陥落の34歳、プログレイスは29勝24KO2敗。19年10月、ジョシュ・テイラー(米)とのWBA&IBF同級統一戦で初黒星を喫して以来の黒星となった。Photo by SUMIO YAMADA
■S・ライト級世界王者
WBA休養 ローランド・ロメロ(米)
WBC デビン・ヘイニー(米)
IBF スブリエル・マティアス(プエルトリコ)
WBO テオフィモ・ロペス(米)
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