元女子世界王者の真道ゴー 男子プロとの準公式試合は判定負け
2023年12月10日 22時36分
2023年12月10日 16時22分
米フロリダ州ペンブロックパインズで9日(日本時間10日)行われたWBOフェザー級タイトルマッチは、挑戦者10位ラファエル・エスピノサ(メキシコ)が王者ロベイシー・ラミレス(キューバ)に2-0判定勝ち。ラミレスは2度目の防衛に失敗した。
ソールドアウトの観衆を集めた試合は激闘だった。サウスポーのラミレスに対し身長185センチを誇るエストラーダが懐の深さを活かしてボディー、顔面にパンチを打ち込み押し気味に進める。
しかし5回、コンパクトなラミレスの右フックが命中。エスピノサの長身がマットに叩きつけられる。ダメージがあり、また崩れて立ち上がる。続行されたところでゴングが鳴った。
6回、エスピノサは無骨に手数を出して反撃。7回、王者の左でエスピノサのヒザが揺れる。この時点ではストップは時間の問題にも見えたが、メキシカンはラミレスを打ち合いに巻き込んで食い下がる。10回以降、旺盛な手数で攻め込む挑戦者が最終12回、ノンストップ連打で追い込むとラミレスは落下。カウント後まもなく終了となった。
スコアカードはジャッジ1人が113-113だったが他の2者は114-112、115-111でエスピノサを支持。王者が入れ替わった。メキシコ以外では無名の存在でオッズでも大きく劣勢を予想されたエスピノサ(29)は陣営と感無量。セコンドにはロサンゼルスのマニー・ロブレス、帝拳の田中繊大両トレーナーも就いていた。22勝18KO無敗。無冠となったラミレス(29)は13勝8KO2敗。リング上では気丈にインタビューに応じたが、控え室に戻ると泣き崩れていた。
セミのNABF&NABA・S・ウェルター級タイトルマッチは、2冠を保持するプロスペクト、ザンデル・ザヤス(プエルトリコ)がホルヘ・フォルテア(スペイン)を初回ボディー打ちで倒し、5回にもボディー打ちでまた倒し1分37秒KO勝ち。WBO2位のザヤス(21)は18勝12KO無敗。Photo by Mikey Williams/Top Rank
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