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井岡一翔に挑戦のペレス エストラーダ参謀のアシスト受け番狂わせ狙う

2023年12月28日 14時04分

 大みそかの東京・大田区総合体育館でWBA・S・フライ級王者の井岡一翔(志成)に挑戦する同級6位ホスベル・ペレス(ベネズエラ)が28日、都内の志成ジムで練習を公開、メディアのインタビューに答えた。

よくしゃべったペレス

 ペレスはこの試合に向け、ホセ・アルフレッド・カバジェロ・トレーナーの門下に入り、メキシコで1カ月半のキャンプを張った。カバジェロ氏は井岡の標的でもあるWBC同級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とタッグを組む。ペレスはメキシコでエストラーダや、元WBC・S・フェザー級王者ミゲル・ベルチェルトらと汗を流し、アドバイスをもらったという。

 会見したペレス(20勝18KO3敗)は「井岡はいいボクサーだが、正面で打ち合うことを嫌う。私は打ち合いが好きだ」と好戦的なスタイルをアピール。ジャブが得意な井岡を崩し、打撃戦に持ち込むために、「コンビネーションを賢く使うこと。上体と足をよく動かすこと」をポイントにあげた。

 カバジェロ・トレーナーも井岡(30勝15KO2敗1分)の実力、経験を認めつつ、「34歳という年齢は一つの弱点になるだろう」と指摘。28歳のペレスを「若くてはじけるようなパワーがある。ハングリー精神にもあふれている」と持ち上げた。

攻撃的なスタイルが売りだ

 ペレスは12歳でボクシングを始め、アマチュアでベネズエラ国内王者に6度輝き、130戦110勝の戦績を収めた。プロでは20年2月、WBAフライ級王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)戦に続き2度目の世界挑戦となる。

 ビッグチャンスに燃え、終始機嫌良くインタビューに答えたペレスは「完璧なトレーニングを積んできた。1000%の自信がある」と勝利を宣言した。

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