元2団体王者ホセ・ラミレスがGBPと契約 S・ライト級戦線に新たな刺激
2024年1月9日 9時32分
2024年1月8日 14時06分
あす9日、2024年国内開幕戦となる「フェニックスバトル108」が後楽園ホールで開催される。前日計量が8日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインのWBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチは、王者の保田克也(大橋)が61.1キロ、挑戦者11位の佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)が60.8キロで合格した。
中央大出身のサウスポー保田(31=12勝7KO1敗)はWBO13位に世界ランク入りを果たし、これが2度目の防衛戦。前回の試合後、大橋秀行会長から「プロボクシングはノックアウトだ」と言われ、この4カ月は“倒すボクシング”を磨いてきた。
保田は「相手にプレッシャーをかけて疲弊させるボクシング」と倒すまでのプロセスを表現し、「一発効かせたらしっかり畳みかけることを意識したい」とタイトルマッチ初のKO勝利を誓った。
24年はライト級のアジア最強トーナメントが注目されるが、世界を第一の目標に掲げる保田は「一直線でいきたい。トーナメントに出るほうがいいのか、防衛を続けるほうがいいのか、よく考えたい」と慎重な構え。いずれにしても「若くて気持ちが強い」と評価する佐伯を退けて、ステップアップを目指す。
一方の佐伯(25=10勝3KO5敗1分)は初のタイトルマッチに向けて、S・フェザー級で世界を狙う実力者、力石政法(緑)と計70ラウンド近いスパーリングを重ねて万全の準備を整えた。
あす勝利すれば岐阜ヨコゼキジムとして07年8月に東洋太平洋フライ級王座を獲得した長縄正春以来、16年5カ月ぶりのタイトル獲得となる。佐伯は「それはプレッシャーになるので言わないでほしい」と苦笑いしながらも、「ベルトを持ち帰って岐阜を盛り上げたい」と拳に力を込めた。
なお、あす第3試合に予定されていた50.0キロ8回戦、佐伯侑馬(大橋)とウッティチャイ・モントゥリ(タイ)の試合はウッティチャイの体調不良により中止となった。試合の模様はFODで17時50分からライブ配信される。
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