S・ウェルター級2冠王者の井上岳志 3.18フェニックスバトルで防衛戦 日本ユース戦2試合も
2024年1月10日 16時34分
2024年1月10日 16時04分
キックボクシングからボクシングに転向して3戦目に挑む那須川天心(帝拳)が10日、東京・神楽坂のジムでスパーリングを公開した。23日にエディオンアリーナ大阪で行われる世界ランカー、ルイス・ロブレス(メキシコ)との試合に向けて進化させたスタイルを披露し、初KO勝利に期待が高まった。
那須川がメキシコから招へいした2人のパートナーを相手に、いままでにないアグレッシブなスパーリングを見せて報道陣をうならせた。
これまでの那須川といえば、抜群のディフェンス力を武器に相手のパンチを外し、カウンターを決めるというのが基本スタイルだった。しかしこの日は自ら積極的に仕掛けて力強いコンビネーションを披露。持ち前のカウンターも健在で、成長のあとを見せつけた。
那須川は昨年9月の第2戦以降、攻撃力のアップをテーマに練習に取り組んだ。那須川はその心を「リスクをとるようにした。1、2戦は相手が前に出てきて、それに対処するだけの意識。今回は自分からプレッシャーをかけていきたい」と説明した。
練習の成果はスパーリングでも見て取れ、「いままで3発までだった」というコンビネーションは4発、5発とスムーズに出るようになり、攻撃姿勢が強まってパンチにより体重が乗るようにもなった。徹底した走り込みで、「いまは6、8ラウンドがベースになっている。もうキック(3ラウンド)はできない」とスタミナにも自信を持った。
23日に対戦するロブレスはバンタム級WBAとWBOで14位にランクされるメキシカン。粟生隆寛トレーナーによると、「がんばる選手。前に出て振ってくるし、いままでの相手より手数が多い」と一筋縄ではいかない気もしてくるが、那須川の目にはKO勝利がはっきりと見えている。
「もうKOする詐欺はやめたい。KOしたいですよ。KOしたほうが楽じゃないですか。そのやり方が分からなかったけど、距離の詰め方、まとめ方、足りないパーツを集めて、そのパーツはそろったかなと思う」
那須川のKO勝利が期待される23日のイベント「Prime Video Presents Live Boxing 6」はAmazonのプライムビデオでライブ配信される。ほかにL・フライ級2団体統一王者、寺地拳四朗(BMB)の防衛戦、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)の世界初挑戦などの試合が組まれている。
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