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ガルシアのメンタルは大丈夫か? ヘイニー父は心理学の本を推薦 WBC・S・ライト級戦最終会見

2024年4月19日 12時22分

 あさって20日(日本時間21日)ニューヨークのバークレイズ・センターでゴングが鳴る王者デビン・ヘイニーvs.挑戦者ライアン・ガルシア(ともに米)のWBC・S・ライト級タイトルマッチの最終会見が18日開催された。

会見でよくしゃべったガルシア

 アンダーカードの会見が終了した後、しばらくしてゴールデンボーイ・プロモーションズ会長、オスカー・デラホーヤ氏の進行でメインエベントの会見がスタートした。

 先にステージに上がったガルシアは終始笑顔を絶やさずリラックスムードだったが、マイクを前にすると「サンキュー・ジーザス!」(ありがとう、イエスキリスト)を連呼。そして「この男をブチ負かす、台無しにしてやる」と怒鳴り散らした。ハイテンションのガルシアは「俺は燃えている、このステージをぶち壊す、俺は強い」とも連呼し、以前から噂されるメンタル面の問題を心配させた。ヘイニーのトレーナーで父のビル・ヘイニー氏が持参した心理学の本を推薦される場面もあった。

 一方これまで偶然の遭遇を含めて何度かガルシアと乱闘寸前に陥ったヘイニーは、この日はエキサイトせずガルシアの振舞いを静観するにとどめた。「この試合はイージーなファイトではない。でもイージーに見えるような試合になるだろう。彼のすべてのおふざけは、試合でしっぺ返しを食らうだろう」と語った。

ヘイニーはガルシア抜きで写真撮影

 ガルシアは「明日の計量で会おう」と言って会見を後にし、フェイスオフはなし。残ったヘイニーだけがメディアの写真撮影に応じた。オッズは9-1ほどで大きくヘイニー有利。ガルシアの不安定な状況が影響しているようだ。またヘイニーのKO、TKO勝利は1.5倍と長らくストップ勝ちから遠ざかっているヘイニーにも今回はチャンスが少なくないと見られている。

 両者は明日の計量でリミットの140ポンドをオーバーすればペナルティーが科されることに合意している。その額は50万ドル(約7500万円)と発表されている。計量は明日19日、現地時間の午後2時から予定される。Photos by Golden Boy / Cris Esqueda

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