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フライ級挑戦者は永田丈晶 カーニバル出場の松本海聖も勝利 移籍初戦の安村綺麗殊勲

2024年12月9日 1時33分

 第71回千里馬スーパーファイトは8日、神戸市の神戸芸術センターで開かれた。日本フライ級最強挑戦者決定8回戦は同級1位、小坂駿(29=SUN-RIZE)と2位の前王者、永田丈晶(26=協栄)が対戦した。サウスポー・永田がガードを固めて前へ前へ。小坂が下がりながら右を狙うが、永田の押し込んでの連打が有効。小坂はスイッチも交えて、ペースを奪い返そうとするも、永田の勢いを止めることができなかった。永田はタイトルを奪われた王者、飯村樹輝弥(26=角海老宝石)への挑戦権を獲得した(飯村は年明けにOPBF王座挑戦が決まっている)。

永田の左が小坂を直撃

 メインのS・フェザー級8回戦は日本同級9位、岸田聖羅(26=千里馬神戸)と22年の全日本S・バンタム級新人王の安村綺麗(25=泉北)が対戦。結果は安村が終始攻勢に出て勝利。安村はディアマンテから泉北へ、ジム移籍初戦でランカーを破った。

メインでランカー岸田が安村に敗れる

 アンダーカードのバンタム級8回戦では、来年のチャンピオンカーニバル出場が決まっている日本同級1位、松本海聖(23=VADY)がウィルベルト・ベロンド(29=フィリピン)と対戦。松本は左ボディーフックから右ストレート、フックを連打、優位に試合を進めるも、5回にコーナーに詰まったところに右を浴びてプロ初のダウンを喫した。それでもダメージは少なく、終盤も手数で圧して判定勝ちした。この日は日本チャンピオン・増田陸(27=帝拳)が観戦。試合後、増田はリングに上がり、両者健闘を誓った。

カーニバル出場の松本㊨は王者増田と健闘を誓い合った

◇日本フライ級最強挑戦者決定8回戦
永田丈晶(協栄)[判定2-0(80-72、76-76、77-75)]小坂駿(SUN-RIZE)

◇S・フェザー級8回戦
安村綺麗(泉北)[判定2-0(77-75×2、76-76)]岸田聖羅(千里馬神戸)

◇バンタム級8回戦
松本海聖(VADY)[判定3-0(78-73×3)]ウィルベルト・ベロンド(フィリピン)

◇ライト級8回戦
高原裕之(千里馬神戸)[TKO3回3分0秒]浜田隼介(ミツキ)

◇60キロ8回戦
酒本龍一(VADY)[判定2-0(77-75×2,76-76)]檜皮田知也(KWORLD3)

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