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デイビスvsローチ、今週日曜にWOWOWで生中継

2025年2月25日 21時20分

 WBAライト級チャンピオン、ジャーボンテイ・デイビス(米)の9ヵ月ぶりの試合が間近に迫った。3月1日(日本時間2日)、ニューヨークはバークレイズセンターのリング。デイビスはWBA・S・フェザー級王者ラモント・ローチ(米)の挑戦を受ける。あらためて両者を紹介しよう。《試合は3月2日午前10時~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで中継される》

デイビス9ヵ月ぶりの登場!

 チャンピオンのデイビスは1994年11月7日メリーランド州ボルティモア出身の30歳。アマチュア時代には全米ゴールデングローブ・バンタム級優勝の実績があり、206勝15敗のレコードを残した。サウスポーの爆発的なパンチャーで、2013年2月にプロデビューすると“タンク”(小型戦車)のニックネームそのもののアグレッシブな戦法でKO勝利を重ねた。S・フェザー級でIBFとWBAの王座に就いた後、ライト級王座にも君臨。さらにマリオ・バリオス(現WBCウェルター級王者)をストップしてS・ライト級王者にもなり、3階級制覇を果たした。ライト級へ戻り今回が6度目の防衛戦になる。

 23年4月にライアン・ガルシア(米)とのスター対決でKO勝ちを飾り、その高い実力を証明するとともに巨額のファイトマネーを獲得したデイビス。常にアリーナを満員にし、視聴件数を稼ぎ、絶大な人気を誇っている。前回のフランク・マーティン(米)との防衛戦まで12試合連続で大会場をソールドアウトにしている実績は特筆に値しよう。ファンは彼の登場を待ち望んでおり、ローチ戦もニューヨークのバークレイズ・センターはタンク見たさのファンで埋まるに違いない。

 WBA・S・フェザー級王者としてデイビスの牙城に挑むローチは95年8月18日、首都ワシントンDC生まれのの29歳。アマチュアで100戦以上のキャリアがあり、デイビスと2度対戦したが、いずれも敗れている。13年に全米ゴールデングローブ・ライト級優勝し、翌14年4月プロデビュー。ゴールデンボーイ・プロモーションズ傘下でキャリアを進めた。

 世界挑戦歴があるオルランド・クルス、ジョナタン・オケンド(いずれもプエルトリコ)を下し19年11月、WBO・S・フェザー級王者ジャメル・へリング(米)に挑戦し3-0判定負け。しかし2年後の23年11月、デイビスに挑戦歴があるホルヘ・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)を攻略してWBA王座を獲得した。ガルシア戦後6連勝中。昨年6月の最新試合で初防衛戦を果たした。

 スタイルはアウトボクサータイプでプロ戦績は25勝10KO1敗1分。マネジャー兼トレーナーは父のラモント・ローチ・シニア。パウンド・フォー・パウンド・ランキングに名を連ねるデイビス相手に不利は否定できないが、米国の“東部対決”でアップセットを期してリングに上がる。

 30戦全勝の3階級制覇王者ジャーボンテイ・デービスとWBA世界S・フェザー級王者ラモント・ローチのビッグマッチをメインとする豪華4大タイトルマッチをWOWOWでエキサイトマッチSPとして生中継!
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