波田大和が渡邉卓也に5回TKO勝ち 尾川堅一もTKO勝利
2025年4月5日 20時51分
2025年4月5日 18時49分
“モンスター”4年ぶりのラスベガス見参だ──。5月4日(日本時間5日=月・祝)、米・ラスベガスのT-モバイルアリーナで、世界4団体S・バンタム級王者の井上尚弥(大橋)がメインイベントに出場。WBA1位・WBC19位・IBF7位・WBO10位のラモン・カルデナス(米)を挑戦者に迎えることが5日、横浜市内で発表された。なお、この試合は『Prime Video Boxing12 Inoue Naoya in Las Vegas』と銘打たれ、Prime Videoが国内独占ライブ配信する。
トップランク・プロモーションがすでに発表していた興行の国内正式発表。試合までちょうどひと月と迫るが、会見に臨んだ井上は、いつも通り平静を保つ。それは、試合前だけでなく本番も同様。「日本でやっているように、いつも通り、力むことなく臨んで戦いたい」と“いつも通り”を何度も繰り返した。今週はスパーリングと、八重樫東トレーナーによるフィジカル強化トレーニングに集中。「フィジカルを鍛えてメンタルも強化したので、来週からはスパー中心で仕上げていく」という。
井上が力む要素はある。2021年6月のマイケル・ダスマリナス(比)戦以来、3度目の聖地見参となるが、前2回はコロナ禍中の無観客ファイト。それが今回は2万人収容の大会場で、「(すでに発売されている)チケットの売れ行きも上々と聞いている」(大橋秀行会長)という。さらに、自身の置かれている立場も違う。いまやパウンド・フォー・パウンドで1、2位を争う存在となり、“リアル・モンスター”をこの目で見たいというファンが押しかけるのだ。
「KOでも判定でも来てくれるお客さんに魅せるボクシングをしたい」と常に抱くテーマを改めて語ったが、“モンスター”とて人の子だ。過度な力みがあればリズムを崩し、隙を生むことにつながる。本人もそれを重々承知しているということだ。
「ナオがいつも通りのボクシングをすれば、会場はきっと沸く。1ラウンドからしっかりと組み立ててやってくれれば」と父・真吾トレーナーも“尚弥スタイル”に絶対的な自信を持ち、息子の思いに同調した。
新たな刺客となるカルデナスについて。「まとまった選手。リードパンチが優れているタフな選手」と井上。大橋会長も「その点で尚弥と感想が一致した。左ジャブと同じ軌道でフックが来るのは要警戒」と語る。カルデナスは2月に行った前哨戦で、かつて尚弥のスパーリングパートナーを何度も務めてきたブライアン・アコスタ(米)にダウンを奪われたものの、しっかりと挽回して10回判定勝ち。「その試合をフルで見たわけではないが、アコスタはパワーがあってうまい選手。その選手からダウンを奪われてもしっかり判定で勝つというのは地力があるということ。精神力も強く、タフネスもある」と井上は評す。カルデナスはメキシコ系米国人で、同地はいわば“地元”。「応援の力があるということも、身をもって知っていますから」と、井上は“何割増し”のカルデナスを想定してもいる。
さらに、翌5日はメキシカンにとっての特別な日『シンコ・デ・マヨ』(戦勝記念日)にあたり、毎年ビッグファイトがセッティングされてきたもの。今回は、2日のライアン・ガルシア(メキシコ系米国人)、3日のサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)とスターボクサーのビッグマッチが東西で開催されるが、井上vs.カルデナスはその“大トリ”を務めることになるのだから、カルデナスのモチベーションはさらに増しているはずだ。
だからこそ、なおさら井上は「いつも通り」を強調する。そして、カルデナスの熱い気持ちを鎮める自信も当然ある。その上で、「日本人ここにあり。日本人の素晴らしさをお見せしたい」と言い切った。
なお、当日の前座ではWBO世界フェザー級タイトルマッチ、王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)vs.10位エドワード・バスケス(米)、OPBFフェザー級王者・中野幹士(帝拳)vs.ペドロ・マルケス(プエルトリコ)の同級10回戦が行われる。
現地ではESPNが、大谷翔平が出場予定のロサンゼルス・ドジャースvs.アトランタ・ブレーブス戦(ジョージア州カンバーランド/トゥルーイスト・パーク)に続き、この興行を放映する“ジャパニーズ・デー”となる。
2025年4月6日 11時49分
2025年4月6日 11時44分
2025年4月6日 5時38分
2025年4月5日 22時45分
2025年4月5日 20時51分
2025年4月5日 12時49分