フェザー級最長身王者エスピノサ堅守 バスケスを7回TKO
2025年5月5日 12時52分
2025年5月5日 10時11分
4日(日本時間5日)ラスベガスのT-モバイルアリーナのリングに上がったOPBFフェザー級チャンピオンの中野幹士(帝拳)は元WBO北米王者のペドロ・マルケス(プエルトリコ)に4回1分58秒TKO勝ち。計5度のダウンを奪い、上々の米国デビューとなった。Photos/Mikey Williams(Top Rank)
マルケス(16勝10KO1敗)はガードの堅さに定評のある選手だが、中野が見事にTKO勝ちにつなげた。様子見の初回を終えて2回、中野がサウスポースタンスから打ち込んだ左ストレート。マルケスはガードしたと見えたが、これを縫って威力を伝え、マルケスをダウンさせた。再開後、中野は再び倒す。
マルケスはここで左フックのカウンターを合わせて抵抗。これが中野に当たるシーンもあったが、中野はプレッシャーを弱めず、攻めの姿勢を崩さない。3回、左アッパーでやはりマルケスのガードを割って3度目のダウンを奪った。
いかにフィニッシュするかが注目される中で迎えた4回、中野は左ボディー-右ボディーフックのコンビネーション。そこからさらに顔面を狙っていたが、その前にマルケスがこらえきれず倒れた。立ち上がって根性を見せたマルケスだが、中野の右ボディーフックでこの試合5度目のダウン。ここでドック主審が試合を止めた。
中野はこれで13戦全勝12KO。すでに世界ランキングにも入っているが、本場のリングでかなりいいアピールになっただろう。
同じリングに登場した元世界S・ウェルター級王者フェルナンド・バルガスの子息エミリアーノ・バルガス(米)もKO勝ち。こちらはフアン・レオン(スペイン)を2回でフィニッシュした。シャープな左から右につなげて倒し、再開後にもう一度ダウンさせたもの。父親をほうふつとさせるエミリアーノ(S・ライト級)はこれで14勝12KO無敗。
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