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フェザー級最長身王者エスピノサ堅守 バスケスを7回TKO

2025年5月5日 12時52分

 4日(日本時間5日)、米・ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われたWBO世界フェザー級タイトルマッチ12回戦は、チャンピオンのラファエル・エスピノサ(メキシコ)が挑戦者10位・エドワード・バスケス(米)を7回1分47秒TKOで下し、3度目の防衛に成功した。

バスケスを退けたエスピノサ㊨ Photo/Mikey Williams(Top Rank)

 身長185cmとこのクラスでは破格の体躯を持つエスピノサが、170cmの挑戦者を初回から圧倒した。ボディーを攻めてから顔面へ伸び上がって打つパンチにつなぐバスケスに、長いリーチを折りたたんで打つエスピノサの左右アッパーがタイムリーに襲う。それを生かすのは間断なく伸ばす左右ストレートだ。いずれも力まず放つため、リズミカルに流れるように連打が出る。バスケスも一所懸命に上体を振ってかわそうとするものの、エスピノサは長いリーチを生かしたボディーブローも巧みで、動かない的を捕らえた。

 3回に右ショートストレートをボディーに決めてバスケスを下がらせると、回転も威力も増した連打でテンポアップ。4回に左ボディー、5回に右アッパーを顔面にヒットして、バスケスにダメージを与えた。

 そして迎えた7回、右アッパーから左ボディーをつなぐとバスケスがまたしても後退。ロープに詰めて右アッパーのトリプルを見舞い、最後はコーナーを背負わせて左右連打。レフェリーがここで割って入った。

 指名挑戦権を持つプロスペクト、ブルース・カーリントン(米)らが見守る中で「誰の挑戦も受けて立つ」と自信を示したエスピノサ。この後に登場する井上尚弥の名も挙げて「彼が階級を上げてくるのを最終的に待つ」と呼びかけた。27勝23KO。

 S・フェザー級に続き、2度目の世界挑戦に失敗したバスケスは17勝4KO3敗1無効試合。

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