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重岡銀次朗が急性硬膜下血腫で緊急開頭手術 

2025年5月27日 17時13分

 24日大阪のIBFミニマム級戦で判定負けした試合後に意識もうろうとなり、市内の病院に緊急搬送されていた前王者、重岡銀次朗(ワタナベ)は急性右硬膜下血腫のため開頭手術を受けていたことが27日に明らかにされた。日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長が取材対応をした。現在重岡は麻酔で眠っている状態で「経過観察中」という。

タドゥランに判定負けを喫した重岡

 重岡はペドロ・タドゥラン(比)とのリマッチで12回1-2判定負け。判定結果が出た後コーナーに戻って椅子に座った状態で意識がもうろうとなり、担架でリングから運び出された。試合後の記者会見を行わず救急車で病院に搬送された。

 試合直後リング上での異変に気付いて上った安河内事務局長によると「おそらく担架に乗せた時点から意識はなかったのではないか」という。その後コミッションドクターらが映像を検証したが、「前回(昨年7月の第1戦)は打撃戦でしたが、今回は際立ったダメージがなかった」(安河内事務局長)という意見だった。

 JBCでは今後新たな情報が入り次第報告するとしている。なお頭蓋内出血で開頭手術を受けた選手はJBCの規定によりボクサーライセンスを自動的に失効する。

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