武居由樹初回TKO防衛 ユッタポンを3度倒し、開始127秒でストップ
2025年5月28日 21時21分
2025年5月28日 0時35分
27日夜、後楽園ホールの「フェニックスバトル136」のメインで行われたOPBF&WBO-APライト級戦は、王者宇津木秀(ワタナベ)が挑戦者アクトレティ・イェルジャン(中国)に5回1分59秒TKO勝ちで2王座を守った。
初回、左ジャブから軽く入った宇津木は相手のジャブに右を被せ、早々にパンチを合わせ始めた。左アッパーの上下ダブルなどぽんぽんとつなぐと、早くも顔面を紅潮させたイェルジャン。
前回の保田克也戦と異なり、この日の宇津木は危なげなく相手にプレッシャーを与え続けた。カバーやステップの多彩な技術で丁寧に防御し、4回終了間際には左フックのリターンから追撃してイェルジャン大きく後退。会場にKOを期待するムードが充満した。
迎えた5回も宇津木は隙を見せず、右カウンターからイェルジャンにロープを背負わせて集中打。イェルジャンに反撃の手が出なくなり、飯田主審が試合をストップした。
「ディフェンス力を強化したけど、もっと練習しないといけない」と宇津木。「ライト級で世界を獲りたい」と力強くアピールした。
この日は優勝賞金1000万円をかけたヘビー級トーナメント「アジアヘビー級チャレンジカップ」1回戦が行われ、7試合中4試合がKO決着、うち3試合は初回で決まった(1ラウンドKO賞50万円)。大会の目玉選手と目された元K-1の星龍之介(大橋)、プロ6戦目の高山秀峰(スパイダー根本)はともに中国人選手に敗れた。2回戦(準々決勝)は7月8日に開催される。
■アジアヘビー級チャレンジカップ4回戦
マハンハイリー・ヌールタイ(中国)[判定3-0]高山秀峰(スパイダー根本)
ファン・ジャーイー(中国)[TKO1回1分35秒]星龍之介(大橋)
筒井ちび太(パンチアウト)[TKO1回2分25秒]武中秀武(大鵬)
ヤン・バクス(八王子中屋)[判定3-0]ロン・ウィルバーン(レイスポーツ)
中野ムーサ(DANGAN)[KO1回2分35秒]ジョーダン・チャールズグリーン(琉球)
松田尚之(ARITOMI)[アンドレ竹原ジュニア(MT)
大沼ケン(角海老宝石)[引き分け]フセイン・ロットフロ(天熊丸木)
※規定により、大沼の勝者扱い
2025年5月28日 21時32分
2025年5月28日 21時28分
2025年5月28日 21時21分
2025年5月27日 17時13分
2025年5月27日 16時47分
2025年5月27日 8時10分