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ペトロフ&モンローが“ボクシノ”制す

2014年5月24日 17時42分

 17年ぶりに開催された中堅選手のトーナメント「ボクシノ」のファイナルが23日(日本時間24日)米ニューヨーク州ベローナのカジノで行われ、今回争われたライト級とミドル級で優勝者が決まった。

◇ライト級10回戦
ピーター・ペトロフ(ロシア)[TKO8回40秒]フェルナンド・カルカモ(メキシコ)
 S・ライト級王者時代のマイダナに挑戦歴があるスペイン在住のロシア人ペトロフがコンスタントに攻勢をかけて前半から一方的にリード。一発屋のカルカモはサウスポーにスイッチしながら対処するが、ラウンドを重ねるごとに被弾が増える。7回終盤、ロシアンの右で棒立ちとなったカルカモにチーフセコンドのジョエル・ディアス(ティモシー・ブラッドリーのトレーナー)は棄権をリクエスト。しかし主審はなぜか続行を指示。メキシカンに余力はなく8回でストップがかかった。

◇ミドル級10回戦
ウィリー・モンローJr(米)[判定3-0]ブライアン・アダムス(米)
 サウスポーのテクニシャン、モンローがディフェンスを固めながら右ジャブでアダムスの肉迫を阻む。5回に左を巧打したモンローはロープを背にしてもショートパンチをリターン。ヤマ場はつくれなかったものの、モンローがアウトボクシングで無難に締めくくった。スコア3者一致の99-91でモンローだった。

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