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村田諒太、ライト・ヘビー級並みのパワー証明

2014年8月26日 16時25分

 9月5日東京・代々木第二体育館で行われる「ダイヤモンドグローブSP」でプロ5戦目に臨むWBCミドル級12位の村田諒太(三迫)が26日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。

村田諒太パワーはL・ヘビー級並み(ボクシングニュース)
パワフルなスパーリングを披露した村田(右)

 メキシコ・ミドル級王者アドリアン・ルナと10回戦を行う村田は恒例のラスベガス合宿から13日に帰国。公開練習では、村田のパートナーとして来日したL・ヘビー級選手ライオネル・トンプソン(米)と3ラウンドのスパーパーリングを披露した。

 上体が非常に柔らかく、スピードのあるトンプソンに対し、村田はミスブローもあったが、2回には左フックでトンプソンのバランスを崩してキャンバスに横転させる場面も。「あれはパンチが腕にあたっただけ」と村田は涼しい顔だったが、トンプソンは「スリップだと思うけど、試合ならダウンを取られても仕方がないね」と苦笑いした。

 そのトンプソンの村田評がなかなか興味深い。2年前に現WBO世界L・ヘビー級王者セルゲイ“クラッシャー”コバレフ(ロシア)と対戦し、3回TKOで敗れた経験を持つトンプソンは「自分は強い選手と試合を重ねてきたけど、村田は彼らと比べても強い選手だと思う。スピードがあるし、あのパワーはL・ヘビー級でも十分する。コバレフのパワーと同じレベルにある」と断言。いまL・ヘビー級で最もパワフルなパンチャーと言われるコバレフのパワーに、2階級下の村田が匹敵すると力説した。

 当の村田は「いま世界はメイウェザーのようなボクシングが主流で、パワーのボクシングは少ない。けれど自分はコバレフやゴロフキンのような(パワー重視の)ボクシングのほうが面白いと思う。やっぱり倒したいし、たとえボクシングが変わっても、倒しにいくベースは変わらない」と語り、9月5日も当然KOを狙うと宣言した。

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