下田昭文が16か月ぶりに復活、関豪介に判定勝ち
2015年6月6日 21時13分
2015年6月6日 17時51分
メキシコでプロモーター兼トレーナーとして活躍する古川久俊氏が主催する「第6回ボクシング・ルネサンス」が5日(日本時間6日)、メキシコシティのサロン・ボガ・スールで開かれ、日本フライ級4位の黒田雅之(川崎新田)はWBCラテンアメリカフライ級王者マリオ・アンドラーデに0-3判定で敗れた。
試合は当日計量(52キロ契約)の8回戦で行なわれた。黒田は1ヵ月前に現地入りしてスパーリング中心の調整と高地対策で万全。体格とパワーで上回り、KO勝ちが期待されたが、いざゴングが鳴ってみると、技巧派のアンドラーデの縦横無尽の動きについていけず得意の左フック、右ストレートが空を切る展開となる。対するアンドラーデはパワーにこそ欠けるものの、上体の動きとサイドステップを駆使して動きながらパンチをコンビネーションで当て、往年のディフェンスマスター、ミゲール・カントを彷彿とさせた。
それでも懸命に前進する黒田は4回、いいボディーを入れて相手をたじろがせたが、いかんせん単発。結局、一発を狙う黒田をアンドラーデのコンビネーションとステップワークが制する形ととなった。スコアは77-75、78-74、78-75。黒田は敗れはしたが、メキシコ大使館の山田彰大使を含む約100人の日本人客が「ニッポン」コールの後押しを受けた。
今回の興行もアマプロ同時興行で、アマ2試合、プロ6試合が行われた。アマ部門では、往年のKOキングカルロス・サラテの愛弟子が出場して1勝1敗。また、古川久俊氏がメキシコ連邦府初の日本人プロモーターとしてWBC本部より表彰され、サラテから記念品を贈呈された。Photo/藤森善弘
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