4日後楽園ホールの太田-湯場戦と同じリングで行われた日本ライト級タイトルマッチは、チャンピオン荒川仁人(八王子中屋)が同級4位大村光矢(三迫)の挑戦を5回TKOで撃退し、4月に近藤明広(日東)を破って手に入れたタイトルの初防衛に成功した。
挑戦者も初回から果敢にアタックして迫ったが、技巧の王者はあわてず、サウスポースタイルからタイミングのいいジャブ、左ストレートをビシビシ。5回に左ストレート直撃弾で大村が天を向くと、すかさす追撃の連打。マーチン主審が早めのストップをコールして、試合終了となった。タイムはこの回54秒だった。
結局この夜のダブルタイトルマッチは、チャーリー、荒川と八王子中屋所属のチャンピオンがそろってベルトを守った。写真は挑戦者大村に右ストレートを決める荒川