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白石vs中川は負傷ドロー、塚田はランカー対決制す

2015年6月26日 21時36分

「DANGAN131&トゥモローズチャンピオンvol.30」が26日、東京・後楽園ホールで行われ、メインのS・フライ級8回戦、日本同級6位の白石豊土(協栄)と同級13位の中川健太(エルコンドルベロス)の試合は3回負傷引き分けに終わった。タイムは2分59秒。

初回に左ストレートを決める中川(左)

 6連続KO勝利中でランキング入りするなど好調のサウスポー中川と、馬力が武器のベテラン白石の一戦は、白石がジリジリとプレスをかけ、強打の中川が左の一発を狙うという展開。中川が初回にいい左を決めたが、3回、偶然のバッティングで白石が右目上部をカットして試合終了となった。白石は25勝12KO8敗3分。中川は9勝7KO2敗1分。

塚田(右)はピンチをしのいで判定勝ち

◇ライト級8回戦
塚田祐介(吉祥寺鉄拳8)[3-0(77-76、76-75、77-74)]西谷和宏(VADY)
 日本ライト級6位の西谷が積極的なスタート。同9位の塚田はよく動いて距離をキープし、ジャブとワンツーで徐々にペースをつかんでいった。追いかける西谷はミスブローが目立ったが、6回に左フックを決めると塚田の腰が完全に砕ける。西谷は猛攻を仕掛けて塚田をダウン寸前まで追い込みながら攻撃が粗すぎた。生き返った塚田は何とか逃げ切った。塚田は8勝3KO5敗。もったいない負け方だった西谷は14勝7KO3敗1分。

◇ウェルター級8回戦
尹文鉉(ドリーム)[TKO3回2分15秒]齋藤志朗(ワタナベ)
 サウスポーの齋藤は立ち上がり、日本ウェルター級6位の尹の懐に飛び込んで左を巧打。しかし尹は2回に右を合わせ始めると、3回に左ボディブローの連打で齋藤を悶絶させる。齋藤は何とか立ち上がったが、再びボディで沈められてストップ。尹は16勝3KO4敗2分。齋藤は7勝2KO5敗2分。

◇S・フェザー級6回戦
粕谷雄一郎(石川ジム立川)[3-0(58-56、59-56、59-55)]坂本尚志(青木)
 2014年全日本S・フェザー級新人王で日本同級15位の粕谷は右を狙っていったが、坂本が先手を取って思うようには組み立てられない。それでも中盤から右を決め始め、最終回は右フックで坂本にダメージを与えた。粕谷は7勝1KO無敗。弁護士ボクサーの坂本は6勝1KO5敗。

◇53.0キロ8回戦
船井龍一(ワタナベ)[3-0(80-72×3)]ライアン・ビト(UNITED)
 日本S・フライ級3位の船井がジャブをていねいに突きながら、ビトのいきなりの左フックを注意深く防ぐボクシング。2回に左ボディブロー、中盤から得意の右を決めたが、最後まで左を振り回すビトを警戒して無理はしなかった。船井は24勝16KO6敗。4連敗のビトは22勝8KO15敗3分。

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