井岡一翔がフライ級初防衛、大差判定でソーサ下す
2015年9月27日 21時30分
2015年9月27日 20時08分
IBF世界ミニマム級タイトルマッチが27日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行われ、王者の高山勝成(仲里)が元日本・OPBF王者で同級10位の原隆二(大橋)に8回1分20秒TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。
スタートからお互いに自分のボクシングをぶつけ合った。よく動き、ジャブを突きながら速いテンポで出入りを繰り返す高山に対し、原もパワフルな右フックや左ボディブローでチャンピオンに迫った。軽量級らしくパンチの交換が激しい。原は2回に右スイングを高山に叩き込み、得意のボディショットも見舞う。3回に偶然のバッティングで高山は左目上部から出血。試合の流れが挑戦者に傾くかに見えた。
しかし4回、原の右スイングが再び決まってから状況は一変する。高山がテンポを上げて原に圧力をかけると、チャレンジャーがたちまち後退。高山は軽打を多く打ち込み、ラウンド終了間際には左フックを決めた。
ペースを掌握した高山は5回以降、グイグイと前に出て原を下がらせ、容赦なく上下にパンチを打ち分けていった。7回に入るともはや試合はワンサイド。原はロープを背負う場面ばかりが目立つ。それでも力を振り絞って何度か反撃を試みたが、ゴング間際にボディブローを浴び、体がくの字に曲がった。フィニッシュは8回。高山の猛攻を受けてフラフラになった原を主審が救った。
試合後、WBO同級王者の田中恒成(畑中)がリングに上がり、統一戦実現の機運を高めた高山は30勝12KO7敗1無効試合。世界初挑戦に失敗の原は19勝11KO2敗。
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