富樫直美(ワタナベ)と多田悦子(フュチュール)の女子チャンピオン対決(12月6日、大阪ATCホール)に向けた公開行事がスタート。1日は東京で富樫が、京都で多田がそれぞれ同時刻に練習を公開した。 =写真は富樫=
富樫は男子パートナーとマス程度のスパーを1ラウンドこなした。「試合は敵地だし、判定で勝てるような甘い気持ちではやっていない。強い気持ちでいる」と、これはKO宣言!? 今回は同じサウスポーの世界王者・小関桃(青木)とみっちりスパーしてきたという。富樫をコーチする有吉将之・青木ジム会長が「男子のL・フライ級選手の平均以上」というパンチ力で多田に襲いかかるつもりだ。
一方の多田も所属ジムで2ラウンドのスパーリングを公開。技術にこだわりのあるサウスポー王者も好調のようだ。
今回は富樫のWBC女子L・フライ級、多田のWBA女子ミニマム級の両王座がかけられる異例の二冠戦。ウェイトはミニマム級で行われる。