明日クリチコvsフューリー戦、フェイスオフ72秒
2015年11月28日 11時13分
2015年11月28日 10時23分
前日本ライト級チャンピオンの加藤善孝(角海老宝石=写真)が来年2月5日、インドネシアでWBO世界ライト級4位ダウド・ヨルダン(インドネシア)と対戦することになった。試合はヨルダンの保持するWBOアジア・パシフィック王座とWBOアフリカ王座がかけられる模様。
前OPBF同級王者でもある加藤(29勝9KO6敗1分)は昨年12月、元日本・OPBFライト級王者で世界ランクを保持していた荒川仁人(ワタナベ)に勝利し、その後7度防衛した日本タイトルを返上。世界挑戦に照準を絞っていた。
ヨルダンは34勝24KO3敗の28歳。3つの敗戦はいずれも実力者が相手で、10年にWBA世界S・バンタム級スーパー王座を返上した直後のセレスティーノ・カバジェロ(パナマ)、11年にはWBA世界フェザー級スーパー王者クリス・ジョン(インドネシア)にそれぞれフルラウンド戦って判定負け。13年4月には世界王座にあと一歩のシンピウェ・ベチェカ(南アフリカ)に12回TKO負けしている。さらに加えると、09年には複数階級制覇王者ロバート・ゲレロ(米)と負傷引き分け、原田門戸(横浜さくら)に10回負傷判定勝ち、という記録も残っている。
ゲレロやカバジェロとはアメリカで対戦しており、ヨルダンのキャリアは抱負だ。加藤は初の海外遠征。アウェイで世界上位ランカーとの対戦は間違いなく勝負の一番だ。
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