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ボクシング・ルネサンス#8がメキシコで開催

2015年12月4日 21時54分

 メキシコでプロモーター兼トレーナーとして活躍する古川久俊氏の主催興行「ボクシング・ルネサンス#8」は3日(日本時間4日)、メキシコシティの日墨会館大広間でアマ2試合、プロ6試合を行い、満員御礼の500人の観客が集まった。

勝ち名乗りを受けるヨキオ・加藤・カランサ

 メインはWBCラテンアメリカ・フライ級タイトルマッチ10回戦は、6月に黒田雅之(川崎新田)を下した王者マリオ・アンドラーデがイバン・メネセスを迎えた。

 メネセスは地域タイトルを4つ持ち、4年前にローマン・ゴンサレスに挑戦したこともある長身のパンチャー。初回から強打を振るって肉迫するが、技巧派のアンドラーデは、ミゲール・カントを髣髴とさせる巧みな防御技術とフットワークでメネセスの強打をかわしながら、得意のカウンターを狙う展開となった。典型的なパンチャーと、テクニシャンの対決は、一進一退の息詰まる攻防の末、3-0の判定でアンドラーデの手が上がった。

 日系3世のL・フライ級、ヨキオ・加藤・カランサはフランシスコ・ファルコンに連打を浴びせて5回KO勝ち。往年のKOキング、カルロス・サラテ、の愛弟子でウェルター級のアブラン・フアレスは、2勝2KO2敗のイサック・リバスに対し、師匠譲りのボディ打ちを交えたコンビネーションを浴びせて4回判定勝ち。プロ2戦目も勝利で飾った。次回の「ボクシング・ルネサンス#9」は来年3月4を予定。「日本の選手諸君で、本場で試合をしてみたい選手はいませんか?」(古川氏)。

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