井上尚弥が10回KO勝ちでV3、腰痛で本来の力出せず
2016年9月4日 21時20分
2016年9月4日 19時43分
ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡(大橋)が4日、スカイアリーナ座間で行われた世界タイトルマッチのセミファイナルでB級プロデビュー。58.0キロ契約6回戦で、韓国フェザー級王者ノ・インギュに5回2分13秒KO勝ちした。
対戦相手のイは韓国王者とはいえ3勝1KO2敗の戦績では清水の相手ではなかった。サウスポーの清水は初回「ゆっくりいこうと思った」そうだが、ジリジリと圧力をかけ、ラウンド終盤に左を合わせて最初のダウンを奪った。劣勢のイは2回に頭を下げて前に出たが、清水は冷静に対処して、右フックで2度目のダウンを追加した。
3回以降はワンサイドで、懸命に追いすがろうとするイにやや手を焼きながら、左ストレートに加え徐々にボディブローも機能させた。5回に左アッパーをボディに突き刺し、イに10カウントを聞かせた。 デビュー戦を終えた清水は「判定になると思ったけど、いいボディが入って倒れてくれた。アマよりも応援が多いし、プレッシャーもあったし、メダリストでここで負けたら話にならないというのもあった。ベタですけどほっとしてます」と笑顔を見せた。
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