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木村翔vs五十嵐俊幸、大みそかTBSはトリプル戦

2017年11月21日 14時38分

 WBO世界フライ級チャンピオンの木村翔(青木)が同級1位で元WBC王者の五十嵐俊幸(帝拳)と初防衛戦を行うことが21日、都内で発表された。当日はWBA世界L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)、IBF世界ミニマム級王者の京口紘人(ワタナベ)の防衛戦と合わせ、トリプル世界タイトルマッチとして行われる。

木村(左)と五十嵐、大みそかは日本人対決となった

木村は中国で有名、日本でも知名度アップ誓う

 7月に敵地上海で中国の英雄、ゾウ・シミンをアップセットで下した木村(15勝8KO1敗2分)が指名挑戦者の五十嵐(23勝12KO2敗3分)と初防衛戦を迎えた。地上波初登場となる木村は「こんな晴れ舞台を用意してもらって、TBSに感謝したい」とまずは素直に喜んだ。

 ゾウに勝利したことで木村の中国での知名度はうなぎのぼり。日本人アスリートとしては卓球の福原愛と並ぶほど、という話もあるそうだが、日本ではまだまだ無名だけに、大みそかのリングで存在をアピールして知名度アップにつなげたいところだろう。

250Rスパーでサウスポー対策

 24日からはタイで2週間の合宿に入り、タイ人選手と1ラウンド4分のスパーリングで体をいじめ抜く予定。デビュー戦でサウスポーの左ストレートを食らってKO負けしているだけに苦手意識はついてまわるが、250ラウンドに及ぶスパーでこれを克服するつもりだ。

 オリンピアンの五十嵐とは対照的に、雑草のごとく泥臭いボクシングで勝ってきたチャンピオン。「自分は前に出るしかない。五十嵐さんはオールラウンド」とそれぞれのボクシングを表しながらも「死に物狂いで獲ったベルトはだれにも渡さない」とタイトル死守を誓った。

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