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大阪でW日本王座戦 4選手ともリミットで計量パス

2018年4月13日 19時43分

 日本ダブルタイトルマッチ(14日・大阪市エディオンアリーナ大阪第二競技場)の前日計量が13日、大阪市中央区のJBC関西事務局で行われた。

 L・フライ級3度目の防衛を目指す王者、久田哲也(33=ハラダ)、指名挑戦者の板垣幸司(34=広島三栄)はともにリミットの48.9キロ、S・フライ級王座決定戦に出場の同級1位、翁長吾央(37=大橋)、2位の久高寛之(34=仲里)もともにリミットの52.1キロで計量をパスした。

世界を視野に入れる王者久田(左)に板垣が挑む

日本L・フライ級 王者の久田が板垣とV3戦

 WBA1位をはじめ世界主要4団体でトップテンに名前を連ねる久田は「ランキングは上ですが、油断せずに気持ちを引き締めて倒しにいくだけ」と余裕のコメント。

 日本タイトル初挑戦の板垣は「久々の敵地、しかもタイトル戦とあって緊張しています。挑戦者らしく行く時は行って右ストレートを決めたい」と意欲を語った。

 勝てば広島三栄ジムでは元日本S・フライ級の中広大悟以来10年ぶりの日本王者誕生となる。久田は30勝19KO9敗2分、板垣は18勝7KO11敗3分。

ベテランの久高(左)と翁長、悲願のタイトルはどちらの手に

日本S・フライ級決定戦 久高と翁長が因縁の再戦

 翁長と久高は昨年12月11日、後楽園ホールで当時王者の船井龍一(ワタナベ)がターゲットの挑戦者決定戦を戦ったが、バッティングで3回に負傷ドローに終わった。

 船井が1月に王座を返上したため空位となった王座をベテラン2人が再戦で決着をつけることに。これまでにのちに世界王者となった佐藤洋太、帝里木下(千里馬神戸)との同級王座決定戦で敗れている翁長は「前回の負傷ドローの流れがあるので、今回はどう生かすかだ。バッティングでカットしないようにしたい」と悲願達成に気迫をみせた。

 久高は世界を含め8度目のタイトル戦で「自分の力をしっかり出して、勝つ試合をしたい」と落ち着いて話した。翁長は28勝19KO3敗4分、久高は25勝11KO17敗2分。

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