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京口は19歳パラスと無敗対決 IBFミニマム級V2戦

2018年4月23日 18時29分

 5月20日のダブル世界戦(東京・大田区総合体育館)に出場するIBF世界ミニマム級チャンピオン京口紘人(ワタナベ)の対戦相手が23日に同ジムで発表された。京口に挑戦するのはビンス・パラス(比)。13戦全勝11KO、19歳の右ボクサーファイターで、京口とは無敗対決になる。

スパーで京口(左)は得意のアッパーを多彩に繰り出した

 パラスはまだIBFミニマム級にランクされていないが、1階級上のL・フライ級で世界3団体にランクされる新鋭。京口の「強い相手と戦いたい」という希望を受けて決まった相手で、心配性の渡辺均会長は「井上(孝志トレーナー)に『大丈夫か』と15回くらい確認した」という。

 井上トレーナーは2016年10月にパラスが2回TKO勝ちした試合をフィリピンで観戦しており、「ワンパンチで勝った。絶対に上がってく る選手」と目をつけていたそうだ。

 映像をチェックしたチャンピオンも「いつか手を合わすのではないかと思っていました」と語り、パラスの実力を高く評価している。「いろんな角度からパンチを打ってきますし、左ボディーもいい。KO率が高いし、警戒しています」(京口)。

 24歳の自身より若く、生きのいい挑戦者を迎えることとなるが「チャンピオンらしく、自分も成長を感じさせる内容にこだわりたい」と京口はプライドをのぞかせた。

「強い相手とやりたい」と京口、相手は1階級上の世界ランカーだ

 会見後に公開した練習では、メキシコの元世界ランカーのホブ・ソラーノ相手に得意の左アッパーを多彩に繰り出し、好調を印象付けた。見るからに体が大きくなっている感のある京口だが、体重調整も抜かりはない様子だ。

 また当日はメイ ンでWBA&IBF世界L・フライ級王者田口良一vsヘッキー・ブドラー(南ア)の一戦が挙行されるほか、ワタナベジムの主力がこぞって出場する。

前座に荒川仁人、谷口将隆が出場

 ミニマム級の谷口将隆が出場するWBOアジアパシフィック同級王座決定戦やWBOアジアパシフィック・ライト級王者荒川仁人の防衛戦も行われる。午後0時スタートの昼間の興行となるため、試合は2試合目の京口、メインの田口に続き、谷口、荒川の順となる。

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