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またも計量失格 日本ユース・バンタム級戦は中止

2018年4月27日 18時10分

 あす大阪・泉大津で行われる予定だった日本ユース・バンタム級タイトルマッチは、挑戦者の入口裕貴(エスペランサ)が27日の前日計量に失格し、中止となった。対戦相手の中川抹茶(角海老宝石)はリミットの55.3キロで合格。中川はあす兄の日本S・バンタム級2位、中川麦茶とスパーリングを行う。

左は合格の中川、失格の入口は憔悴していた…

 JBC関西事務局で行われた計量で、入口は1度目で500グラムの超過。45分後に再び秤に上がったものの、変わらず500グラムのオーバーでギブアップとなった。試合を行う選択肢もあったが、入口の健康状態を考慮して試合は中止となった。

 2015年バンタム級新人王の中川と入口の試合は、ホープ同士の対決として楽しみにされていただけに、残念なかたちとなった。

 入口は昨年12月、愛知県刈谷市で日本ユースS・バンタム級王者、水野拓哉(松田)に挑戦したが、僅差の判定負け。1階級下げてユースタイトルを目指していた。橋本隆志・エスペランサジム会長は「入口は体が大きくなったのか、最後にどうしても体重が落ちなかった。みなさんに申し訳ない」と話している。

 計量失格は世界タイトルマッチ出場のルイス・ネリ(メキシコ)、比嘉大吾(白井・具志堅)が相次いで失格、王座をはく奪されたほか、ノンタイトル戦でも3月から4月にかけて3件発生と続いている。

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