コバレフがアルバレスに雪辱 WBO・LH級王座奪回
2019年2月3日 19時18分
2019年2月3日 18時47分
2日(日本時間3日)米テキサス州フリスコのフォード・センターで挙行されたWBO世界フェザー級タイトルマッチは、王者オスカル・バルデス(メキシコ=米)が挑戦者14位カルミーネ・トンマソーネ(イタリア)に7回9秒TKO勝ち。前回スコット・クイッグ(米)との防衛戦でアゴを骨折した後、11ヵ月ぶりの復帰を飾った。
この一戦からカネロ・アルバレスのトレーナー、エディ・レイノソとコンビを組んだバルデス(28)が左ジャブを口火にプレスをかけてリード。典型的なヨーロッパスタイルで対峙するトンマソーネ(34)は3回から鼻血を流す。
続く4回、バルデスの右でイタリア人はよろけてダウン。このラウンド終盤、左ボディーでヒザをつかせたバルデスが断然優勢。6回にも左を突き刺して3度目のダウンを奪った王者。挑戦者は右目尻が腫れる。
7回開始早々、バルデスの右アッパーがアゴをえぐるとトンマソーネはぐしゃりと横転。レフェリーはノーカウントで試合を止めた。
楽勝のバルデス(25勝20KO無敗)は「アゴは100パーセント大丈夫。ウォーリントン(IBF王者)、ラッセル(WBC王者)との統一戦を実現させたい」と今後に関して語った。
敗れたトンマソーネは19勝5KO1敗。倒されたにもかかわらずリング上で恋人にプロポーズして喝采を浴びた。Photo/SUMIO YAMADA
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