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コミーがIBFライト級王者 ロマチェンコと統一戦か

2019年2月3日 18時37分

 米テキサス州フリスコで2日(日本時間3日)行われたIBF世界ライト級王座決定戦は1位リチャード・コミー(ガーナ)が3位イサ・チャニエフ(ロシア)に2回39秒KO勝ち。マイキー・ガルシア(米)が返上したベルトを継承し、WBA王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との統一戦へ前進した。

初回からダウンを奪って圧倒、王座を獲得したコミー

 初回、接近戦の打ち合いでパワーで有利なコミーがダウンを奪う。チャニエフは起き上がるが、足元が定まらない。2回、再び倒したコミーが左アッパーか右を決めるとロシア人はまた落下。ローレンス・コール主審が試合を止めた。

 コミーは28勝25KO2敗。16年にこのIBF王座をガルシアとの統一戦で敗れたロバート・イースター(米)と争いに2-1判定負け。2度目のチャンスで念願の世界王座獲得となった。

 初回にダウンを奪った際に右拳を痛め、早速検査するもよう。その結果によるが、4月12日にリング登場が決まっているロマチェンコの相手の最有力候補に挙がった。試合を観戦したボブ・アラム・プロモーター(トップランク社)も太鼓判を押す。敗れたチャニエフは13勝6OK2敗。

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