木村翔も及ばず カニサレスに空転させられ完敗
2019年5月27日 0時53分
2019年5月26日 23時50分
中国撫州市で26日、WBA世界フェザー級タイトルマッチが行われ、前WBA・S・バンタム級王者の久保隼(真正)がチャンピオン徐燦(シュ・ツァン=中国)に6回1分16秒TKO負け。2階級制覇はならなかった。
サウスポーの久保は左をボディに集める作戦。体格がよくガードの高い徐に左のボディアッパーは当たったが、これがどれほど後半に効いてくるのかが心配された。
徐は一発のパワーがなく、コツコツとパンチを繰り出すタイプ。久保は冷静に戦っているが、初回から正面に立ちがちで左フック、右ストレートをあっさりもらうところが気になる。
4回に入ると徐がピッチを上げ、さらに手数を増して久保に迫る。5回にはワンツー、右ストレートを立て続けにヒット。劣勢を強いられた久保は左フックを食らってダウンを喫した。
久保は6回、勝負をかけようとしたが、徐の連打をもらい、右ストレートを被弾したところで主審が試合を止めた。
久保は17年4月、ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)を下してWBA・S・バンタム級王座を獲得。同年9月の初防衛戦で現2冠王者のダニエル・ローマン(米)に敗れて王座陥落。今回は階級を上げて王座復帰を狙ったがならなかった。戦績は13勝9KO2敗。
地元で初防衛成功の徐は17勝3KO2敗。久保にいいところを出させず、会心の勝利だった。
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