中国遠征の丸木凌介 地域王座獲得ならず
2019年9月2日 10時37分
2019年9月1日 23時38分
アポロジムの「アポロKO LIVE」は1日、大阪市淀川区民センターで行われ、元日本S・フライ級14位、森崎正人(36=アポロ)が3年ぶりのリングでバンタム級6回戦の引退試合に臨んだ。サウスポーの岸根知也(26=ミツキ)と対戦、前半に左肩を脱きゅうした森崎は4回に左フックを受けてダウンを喫したが、足を使って右ストレート一本で6回をフルに戦ったが判定負け。
出身地の兵庫県淡路島から約200人の応援団が駆け付けるなど多くの声援を受けた森崎は惜別のテンカウントに涙。「26歳の遅いデビューでしたが、みなさんの応援のおかげで日本タイトルに挑戦させていただいたし、ボクシング人生に悔いはありません。この試合に備えて2カ月の間、楽しく充実した練習ができました」とリング上で感謝の言葉を述べた。
森崎は11勝6KO6敗1分。唯一の日本タイトル挑戦は、14年のS・フライ級王者、石田匠(井岡)戦。奮闘及ばず5回TKO負けだった。岸根は6勝2KO2敗1分。
メインのライト級6回戦は、ガルシア・パブロ(33=ハラダ)が荒々しいボクシングで中村堅亮(33=BMB)に判定勝ち。ペルー出身のパブロは伊波パブロ・アルベルトのリングネームで真正ジムに所属、12年11月のランキング入りを狙った試合でTKO負け。ハラダジムに移籍して7年ぶりの復帰戦を飾った。
◇バンタム級6回戦
岸根知也(ミツキ)[3-0(59-55×2、58-55)] 森崎正人(アポロ)
◇ライト級6回戦
ガルシア・パブロ(ハラダ)[3-0(59-55、58-57×2)] 中村堅亮(BMB)
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