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ララがWBA王座復帰 体重超のカネロ兄を2回TKO

2019年9月1日 13時16分

 31日(日本時間1日)米ミネソタ州ミネアポリスで行われたWBA・S・ウェルター級“レギュラー”王座決定戦は、元王者で現2位のエリスランディ・ララ(キューバ)が同級9位ラモン・アルバレス(メキシコ)に2回2分3秒TKO勝ち。昨年4月ジャレット・ハード(米)との決定戦戦で失った王座(当時ララは“スーパー”王者)に返り咲いた。

 前日の計量で153ポンド3/4(69.74キロ)でリミット154ポンドを合格したララに対し、サウル“カネロ”アルバレスの兄ラモンはリミットを4.6ポンド(約2キロ)もオーバー。再計量でも158ポンド1/2(71.89キロ)までしか落ちず、タイトル獲得の権利を失った。

 コンディション不良のアルバレスに対し、同胞のイスマエル・サラス・トレーナーが就いたララは初回、サウスポーから右ジャブでコントロール。2回、左強打でダメージを与え右をフォローするとアルバレスの上体がロープからはみ出し、主審はスタンディングカウントを数える。再開後チャンスとみたララは一気にチャージ。ロープを背にめった打ちとなったアルバレスを主審が救った。

 この王座はブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)が保持していたが、フランスで予定されたWBA“ゴールド”王者ミシェル・ソロ(フランス)との防衛戦(再戦)に応じなかったため王座はく奪。3月、カスターニョに挑戦しドローに終わったララがアルバレスとの決定戦に出場した。WBA“スーパー”王者にはジュリアン・ウィリアムズ(米)が君臨する。

 セミでは身長2メートルのS・ウェルター級で話題のセバスチャン・フォンドラ(米)がジャモンタイ・クラーク(米)と10回、三者三様のドローに終わった。

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