八重樫東はフライ級で王座返り咲きへ「命をかける」
2019年10月16日 17時35分
2019年10月16日 16時52分
L・フライ級きっての実力者が初の統一戦に臨む─。WBC世界同級チャンピオンの拳四朗(BMB)も16日、ホテルグランドパレスで開かれた記者会見に出席し、V7戦&統一戦に向けて決意表明した。
L・フライ級の4団体王者の中で最長、日本国内の現役世界王者でも最長となる6度の防衛に成功している拳四朗がいよいよ統一戦のチャンスをつかんだ。マイクを握った安定王者は「今までは防衛だけが目標だったけど、統一を新しい目標にして、(今後は)いろいろなベルトがほしい。その第一歩として大事な試合になる」と抱負を口にした。
統一戦の相手はかねて名前の挙がっていたWBAスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)ではなく、IBF王者のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)。13年にWBA・L・フライ級王者だった井岡一翔(Reason大貴)に挑戦して敗れ、18年10月に王座決定戦を制してIBF同級王座を戴冠、初防衛戦で来日して小西伶弥(真正)を退けた。
かねて評価の高い選手であるが、拳四朗は「けっこう振ってくるし、パンチのあるイメージですけど、僕の距離を保てば全然問題ないと思う。自分を信じて戦うだけです」と自信満々だった。
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