セルバニアが元世界王者プンルアンに負傷判定勝ち
2019年12月15日 23時54分
2019年12月15日 21時35分
大鵬ジム主催の「第67回チャンピオンズロード」は15日、大阪市中央区のエル・シアターで開かれ、メインのS・フェザー級8回戦は、同級11位の中川兼玄(24=三迫)が同級3位の大里拳(25=大鵬)との打撃戦を制し3-0の判定勝ち。
セミのフェザー級8回戦は大里の2歳下の弟で日本S・バンタム級18位、大里登(大鵬)が9月にランカーの横川聡也(ミツキ)にTKO勝ちしてフェザー級9位にランクインした高須賀千春(フォーラムスポーツ)を4回、ロープに追い詰めて右ストレートをボディーに突き刺してダウンを奪い、立ち上がったところに連打、レフリーストップを呼び込んだ。
◇S・フェザー級8回戦
中川兼玄(三迫)[3-0(77-75、76-75×2)]大里拳(大鵬)
大里がジャブを丁寧に突いて、主導権を奪いにかかったが、中川も下がらずに右フックを振るって反撃。3回に中川がボディフックに続いて、右アッパーを放つと見事に大里のあごをとらえてダウンを奪った。このラウンドに大里はバッティングで右目上をカット。
3回のピンチを逃れた大里は4回に攻勢に出るも、ダメージからか下半身の踏ん張りが効かずパンチに切れがなく、逆に中川の連打を受け、左目上も切れた。中川は5回にバッティングで左目上を切ったが、闘争意欲は衰えず大里を後退させた。終盤も手数は中川がしのぎ、日本タイトル2度挑戦経験がある上位ランカーの大里を敵地で破った。
中川は9勝5KO6敗。三迫貴志・三迫ジム会長は「パンチはあるが、気持ちが弱い選手だったが、今日は格上相手に覚悟を決めて戦った。初めてほめてやります」と中川をたたえた。
大阪・豊中市出身の中川は「大阪の友人も応援にきてもらってがんばれた。来年は日本タイトルを目指してもっと練習します」と5人の日本王者を抱えるジムの勢いに乗っていく構え。敗れた大里は16勝4KO4敗1分。
◇フェザー級8回戦
大里登(大鵬)[TKO4回2分38秒] 高須賀千春(フォーラムスポーツ)
◇フェザー級6回戦
藤田裕史(井岡)[KO5回1分38秒]三瓶一樹(ワタナベ)
2025年4月17日 13時07分
2025年4月17日 9時40分
2025年4月16日 16時10分
2025年4月16日 12時42分
2025年4月15日 17時06分
2025年4月14日 8時57分