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OPBF王者細川チャーリーvs.日本王者竹迫司登

【動画あり】あすミドル級国内頂上対決 
OPBF王者細川チャーリーvs.日本王者竹迫司登

2020年1月17日 17時07分

 第592回ダイナミックグローブの計量が17日、JBCにて行われた。メインのOPBFミドル級戦は、王者・細川チャーリー忍(金子)が72.3キロ、挑戦者で日本同級王者の竹迫司登(ワールドS)が72.4キロでともに合格した。

パワーに定評がある細川(左)とパンチャー竹迫が激突

 細川は昨年10月に太尊康輝(角海老宝石)とのリマッチを制し、タイトルの再獲得に成功。初防衛戦で指名挑戦者の竹迫を迎えることになった。竹迫は勝ち星すべてがKOだが、「パワーなら太尊選手や秋山(泰幸)選手ほどでないと思う」と細川は興味深いことを言う。

 その心は、過去に戦った太尊や秋山ほど竹迫のサイズが大きくないからで、「彼らは当日80キロぐらいに増えていたので」(細川)。自身と同体格の竹迫のパワー恐れるに足らずといった心境のようだ。「竹迫選手は当てカンで倒すタイプでは」と細川は言っていた。細川も12勝中11度がKOとあって(4敗1分)、「面白い試合になるよ」とニヤリ。

 一方の竹迫は日本王座を3度防衛中。あすはタイトルを保持したまま上位王座を狙う。細川の印象は「接近戦でガツガツ来る」というもの。ジムでは、強靭なフィジカルを誇る先輩の井上岳志を相手にしっかり対策を練っていた。これまで12戦(11勝11KO1分)で対オーソドックスはいずれも3ラウンド以内で決めてきた竹迫。細川との試合はどうなる!?

 竹迫にとってはステップアップのかかる一戦。「挑戦者のつもりです」と心構えを語り、「(獲れば)また状況が変わってくると思う。その先がどう広がるのか楽しみです」と落ち着いていた。

 またセミで行われるWBOアジアパシフィックS・ウェルター級戦は、王者井上岳志(ワールドS)が4位のチェン・スー(中国)の挑戦を受ける。計量の結果は井上が69.4キロ、チェンが69.7キロでクリア。

 サウスポーのチェン(14勝8KO2敗1分)について「倒しに来ると思うので、それに押されない気迫が大事」と井上。ハイメ・ムンギア戦からちょうど1年が経つ。世界再挑戦に進むためにも、「ベルトを守るより、世界ランキングを死守する意識のほうが強い」とはっきりと語った。

「右ストレートを当てていく、右ストレートで倒すのが理想です。いい距離のインサイドで倒したい」(井上)。井上の戦績は15勝9KO1敗1分。

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