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今年、来年の世界挑戦目指しディフェンス強化中

IBFバンタム級5位の栗原慶太が虎視眈々 
今年、来年の世界挑戦目指しディフェンス強化中

2020年5月13日 11時23分

 OPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(一力)は、いま最も勢いのあるチャンピオンの一人と言えるだろう。現在のIBFランキングは5位。世界を目指すハードヒッターはコロナ禍に負けず、コツコツと力を蓄えている。

優しい顔でパンチはえげつない栗原

 新型コロナウイルスの感染拡大により、3月7日に予定していた試合は1週間前に中止が決定。勤め先のスポーツクラブも休業となったというから苦しい。しかし、栗原は逆境にくじけることなく、明日を見据えて練習していた。

「ジムはあいているので、換気、消毒をしながら練習ができています。別のジムではまったくジムワークができない選手もいるので、自分は恵まれていると思いますね。よく聞かれますけど、モチベーションの低下はありません」

 15勝13KO5敗の戦績が示すように栗原の長所は攻撃力だ。一方で、「ディフェンスのレベルは低い」というのが自己評価。そこで試合のないこの時期にディフェンスの強化に重点を置いて練習をしている。

 栗原のパンチを恐れ、中に入っていけない選手は多いが、世界レベルになればディフェンスの甘さは必ず突かれるはず。それを見越して、弱点の克服に取り組んでいるというわけだ。

「今年か来年には世界のチャンスがくると思っている」と栗原。猛者たちがひしめくバンタム級でチャンスがいつきてもいいように、しっかり準備を整進めている。

 栗原選手のさらに詳しい記事は、15日発売のボクシング・ビート6月号に掲載しています。https://amzn.to/3fHgKIp

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